こんばんは。
2度目の更新~ お昼の続きと言う感じなんですけどね
予告通り、音楽のお話をしたいと思います
まず、音楽をする事になった時に、スタッフの方々が、
『こんな感じに・・・』とイメージしていた人がいたんですよ~
その方って言うのは、フランスの歌手であり、女優でもある、
ヴァネッサ・パラディちゃん でした
プロデューサーのM氏が、私の写真を見てイメージしたそうで
同年代(1972年生まれ)の女の子で、女優でもあり、
セルジュ・ゲンスブールがプロデュースをした作品があったり、
私で言うところの、勝新太郎氏と共通点を感じたのかなぁ・・・?
あと、映画『白い婚礼』での、
危うい少女の雰囲気とかが、イメージと重なったのかも?
なので、私もそこを目指して頑張っていたんですけどね
だからね、
『生まれ変わるために』 『サンドグレーの記憶』とか、
『ピカソのいる部屋』 『ル・ビラージュ』なんかは、
歌詞なんかも、フランスをイメージして作ってたんですよ~
ほら、思い返してみて・・・
羊飼達の声が 荷車に乗って響く・・・とかね、
海の近くに 飛ばされそうな家を建て 漁師みたいに・・・だって、
この海は、日本海とか、日本の漁師さんの事じゃないんですよ
田舎なんだけどお洒落みたいな、垢抜けた雰囲気を出せず・・・
私自身の田舎臭さが残ってしまったのは、残念でしたねぇ
話は変わって・・・
『家族の肖像』のお話を少しします
作曲家のEdisonさんが先に曲を作り、
作詞家の石川あゆ子さんが、曲を聞き書いてくれました。
出来上がった詩にたいして、石川さんがおっしゃった事は、
この詩の一行でも変更する所があると言われるのならば、
この詩はストーリになっていて、どこも変える事が出来ないから、
ダメだと言われたら、全部使ってくれなくて結構と言う事で・・・
(まあ、そんな言い方じゃなくて、もっと柔らかい感じなんだけどw)
プロデューサーのM氏、Edisonさん、当時の事務所の社長、私、
この詩を読んで、面白いと思わなかった人はいませんでした
因みに、石川さんの作品は、ドラマがあるので素敵です。
アン・ルイスさんの『woman』は、カラオケでも歌うよ
それから・・・
『サンドグレーの記憶』は、
星になった哲っちゃんを想って歌いました。
それだけじゃ、歌詞になりませんからね・・・恋の匂いが・・・
詩の内容の様な感情は、残念ながらまったくないんですけど
私が石川さんに伝えた思いは、断片的には入っています。
夢を持っている人って言う事とかね、
あなたはきっと 私の目の前からね
いなくなるため 現れたような気がする
夢になるのは難しいのに 特別な人なのね ってところとか
あと・・・
『悪戯~いたずら~』には、
なぜか、スタジオに遊びに来ちゃった勝さんが、
『俺にも歌わせろ~』とか言って、歌った声が入っています。
聞こえるか聞こえないかって感じぐらいちっちゃく入ってるの
と言う感じで、思いやエピソードを少しお話させて頂きました。
CDはとっくに廃盤ですが・・・
『微熱』を持っていて下さる方は、聞いてみて下さいね