今はめっきり減りましたが、
数年前、「セラピー」系のお仕事をしていた頃、
(今だからお話しますが)
私には、自分のセッションを受けてくださった
クライアント様に対して、
時々こんな風に思うことがありました。

 

 

 

「それ、あの時、私がお伝えしていませんでしたっけ?あせる

 

 

 

今からお話することは、

実に「未熟」で「腹黒い」内容なので、あせる
生温か~い、”オトナの優しさ”をもって
聞き流していただきたいのですが、
これは主に、
どう言う時に生じる思考だったかと言うと、
わたしのところでセッションを
受けてくださったクライアント様が

後日、まったく別のセラピストさんのところで
他のセッションを受けた後、
SNSや個人メデイアの中で、
 

 

 

 

「〇〇さん(セラピストの名前)のお陰で
~~が~~であることにようやく気づけました!
〇〇さんのセッションって奇跡!本当にすごい!
こんなの初めてです!これからも
継続セッションお願いします!」

 

 

 

 

的な投稿を偶然目にしてしまった時に
「~~が~~であること」
については、

「それ、あの時、お伝えしていませんでしたっけ?あせる
「しかも、気づいたってその時も言ってませんでしたっけ?」

とモヤモヤあせる

 

 

 

 

それなのに、「〇〇さんのお陰で」って
えーー??
どういうことーーーーーー????笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

 

 

 

まあ、これは、言ってみれば、

「おかげ様選手権」なるものが世にあったとして、
その表彰台に自分が登れなかったことに対する
嫉妬とかひがみなんですね汗

 

 

 

 

「あなたのおかげで」

 

 

 

って、ものすご~く言われたかったし、
「言われなければ」と切迫していたのもあります。


それを「自己評価の原動力」にしてきたし、
(今だって言われたらもちろん嬉しいですけど^^)
実際にそう言う「好ましい」感想を集めるよう
当時受けていた起業コンサルさんからの指示もあったりで
「評価」収集に異様に敏感になっていた・・
と言う背景もひとつにはあります。

 

 

それにしてもです・・・・笑い泣き

 

 

今ならこの精神状態が
カウンセラーやセラピストを名乗る者として
どれほど「未熟」であったのかが、
身に染みて分かります。。。あせるあせるあせるあせる

 

 

 

 

そう感じられるようになったのは、
やはり昨年、「カウンセラー」や
「カウンセリング」の「在り方」の基礎
改めて一から学びはじめたことによる
影響が大きいです。

 

 

 

 

何故ならカウンセリングにおいては
クライエントに対して、
この、
「あなたのおかげで」
を感じさせなければ
感じさせないほど
良いカウンセリングだと言われているからです。

 

 

 

 

少し話が逸れますが、
「学習心理学」の中には

「迷信行動」と呼ばれる研究項目があります。

 

 

 

これは簡単に言うと、

 

 

「受験の前にトンカツを食べると試験に合格する」

 

 

 

と言った風な、
因果関係はまるでないと分かっていながら、
偶然的に得た「報酬」に強化され、
繰り返しそう行動してしまう・・・・
と言う人間の行動全般のことです。

(*詳細はこちらをご覧ください。)
 

 

 

トンカツを食べること自体に問題はないし、
誰にも迷惑をかけてるわけではないし、
「ハッピージンクス」くらいに考えて
続けたい人は続けたらいいんじゃない?

 

 

 

大概の方がそう考えるはずです。ニコニコ

 

 

 

ですが、この「迷信行動」を継続する私たちは、
ここで「ある一つの可能性」を知らず知らず
消去し続けていることに
気づいていません。

 

 

 

 

 

それは、

 

 

「トンカツを食べなくても試験に合格できる」

 

 

 

と言う可能性です。

 

 

 

狭義の心理カウンセラーさんが、
クライエントと向き合いながら
あらん限りの叡智で死守しようと
カウンセリング中に試行錯誤しているのは
こちらの可能性です。

 

 

 

つまりは、

 

 

「カウンセリング(あるいはカウンセラー)が無くても
私はもう健やかに生きて行ける」

 

 

 

と言う可能性です。と言うか、
むしろこれが本来の「カウンセリング」の
ゴールでもあるわけです。
おねがい

 

 

 

 

 

「迷信行動」は、行動心理の「条件づけ」の中でも
消去するのが難しい行動だと言われています。

通常の行動であれば、
「何かをした→報酬がない」状況を繰り返せば
「特定の行動」は徐々に見られなくなるそうですが、
「迷信行動」に関しては、それがないと言うのです。
現に「トンカツ」を食べて不合格になったとしても
次も「トンカツ」を食べていたりするでしょう?^^;

 

 

 

 

話が長くなりましたが、
カウンセラーやセラピーをされている方の中には
ひょっとしたら、かつての私と同じようなモヤモヤを
抱えてしまって、苦しい思いをされている方も
いらっしゃるかも知れませんね。

 

 

 

でも、そんな時は、
こんな風に考えてみてください。

 

 

 

「私は、クライエントさんの

”トンカツを食べなくても試験に合格できる”

と信じられる可能性を死守できたんだ」って。

 

 

 


そして、意外と・・・ですが、
「感謝」や「体験者の声」がメデイアに少ない、
一見すると「地味目」に映る
カウンセラーさんが
本当の意味で治療に長く親身に付き合ってくださる場合が
多いような気がしています。
(私も、今、そう言うカウンセラーさんたちに
非常にお世話になっています。)

見極めるのが本当に難しいですけど汗

出逢えた方は本当にラッキーですよウインク

(私もそんな方たちが目標!おねがい

 

 

 

 

あ~なんだか、これだけ「トンカツ」を連呼したら
無性に「トンカツ」が食べたくなってきました。

 

 

 

 

近い内に食べに行こうと思います。
あ、これはそこに何の目的も紐づいていませんので
「迷信行動」ではありませんよ?爆  笑

 

 

 

 

 

 

 

今日も最後までお読みくださり
ありがとうございます。^^

さとうみゆき

 

 

 

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