仕事がひとだんらくしたので、先日、3月に受けた人間ドックでひっかかった再検査をようやく受けてきました。大きな病院に行ったらなんと待ち時間が3時間!これで余計に具合が悪くなる人もいそう。なんとかならないものかね…などと思いながらも、待っている間に久々に本をゆっくり読めたので、これはこれで充実した時間でした。

 

そしてもうひとつ有意義な時間だった理由は、「病院のアナウンスがたくさん聞けたこと」

「は?」という感じでしょうが、これが映像翻訳者にとってはけっこう役に立つんです。

 

最近やったドラマや映画の吹替では、病院のシーンがたびたび出てきて、そのシーンの背後で聞こえるアナウンスとか、待合室での人々の会話などの、いわゆる「ガヤ」を創作しなくちゃいけないことがけっこうありました。

 

病院のアナウンスだとだいたい、「○○先生、お電話です」とかいうセリフを作ることが多いんですが、「いまひとつバリエーションにとぼしいな…」というのが悩みでした。

しかし、今日の3時間の間には本当にいろんなアナウンスがあって、まさにガヤのネタの宝庫。「お呼びだしを申し上げます。外来でお越しの●●様、眼科受付までお越しください」とか、「本日5時より職員研修があります」とか、「そんなパターンもあるのか!」などと聞いていてワクワクしちゃうのは、おそらく世界中で映像翻訳者だけだと思います(笑)メモっておけばよかったな…

 

そんなふうに、吹替の翻訳者は、地道にガヤ創作のために努力をしていたりするんですが、一生懸命ガヤを考えても、結局使われずに原音のままだったり、そもそもドラマを観る人は背後のガヤなんてあまり気にしませんよね。

 

海外ドラマなどを観た時には、ちょっとガヤにも耳を傾けて、「この会話も翻訳者が苦労して作ったのかな」と頭の片隅で思っていただければ幸いです(笑)

 

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初出版の本、『「ずぼら」ママでも、結局すべてうまくいく!』発売中。

 

 

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『「ずぼら」ママでも、結局すべてうまくいく!』 

 

【内容紹介】

自分にダメ出しはもうやめよう!

ひとり家事・育児に奮闘する、あなたを応援する本です!

 

「さあ、おもう存分に手抜きしましょう!」

「気分を楽に、めいっぱいズボラにやってみよう!」

 

ほら、こんなにもずぼらでも大丈夫!

カドも立たず、人間関係にも振り回されない。

仕事も両立でき、子供の自立心も育っちゃう(笑)

 

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世の中には、「仕事も家庭も両立!」とか「忙しい主婦の時短テク!」とか、

主婦に「もっと頑張れ」といわんばかりの情報が溢れています。

 

そんななかで「もっと頑張らなくちゃ!」というプレッシャーを感じて、

疲れ果てている主婦も多いと思います。かつての私もそうでした。

 

この本は、かつての「あれもこれもやらなきゃ!」と

あっぷあっぷしていた自分にアドバイスするような気持ちで書きました。

 

「食事は必ず手作り!」とか「子供にはしっかりとした教育を!」という人もいます。

そういうのがまったく苦にならない人もいるでしょう。

 

でも、人間のキャパシティは人それぞれ。

周りの情報に踊らされずに自分の限界値を見極めて、

「自分が心地よく楽でいられる方法」を取り入れるのがいいんじゃないかと、

試行錯誤するなかで悟ったのです。

 

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世の中の主婦のみなさんが、忙しい日常の合間にちょっと息抜きにこの本を読んで、

何か楽になるヒントがあったなら幸いです。

 

私は昔から本が大好きで、今まで数々の本の言葉に助けられてきました。

 

その恩返しという大層なものでもないですが、

「いつか自分の書く言葉が誰かの心の励みになれたらいいな」とずっと思っていました。

 

本書によって、「ずぼらは決して悪いことではないのだ」という認識が世に広まり、

世の主婦の心の負担が少しでも軽くなることを願っています。

 

 

【目次】

 

第1章 ずぼら力ってなに?

 

・ずぼら力とは何か?

・ママ雑誌の世界はファンタジー

・ワーキングママの生活はサバイバル

・ずぼら力でラクになる

・ずぼらと無神経は違う

 

第2章 【子育て編】子育ては「ずぼら」な方がうまくいく!

 

・子育ては、ずぼらなぐらいがちょうどいい

・子育てが一番じゃなくてもいい

・子育てポテンシャルが低い人というのもいる

・子供の遊びにつきあうのはニガテという人は、無理せず自分も楽しめることを

・子供は自分とは別人格だと割り切る

・ずぼらでもここは気を付けよう。「親子である以前に人と人である」

・子供に言っていることを親はできているのか?

・たまにはごほうびで釣ってもいいんじゃない?

・子供への罪悪感はどこかに捨ててしまおう!

・他の子と比べない

・子供の失敗にずぼら。失敗してもいいじゃないか

・弱音を吐いてもいい

・子供の意思を尊重してみる

・子供に任せてみる

・あえて手出しはしないで失敗させてみる

・たまに母親であることを放棄する

 

第3章 【人間関係編】人に疲れない「ずぼら力」の魔法!

 

・ママ友は会社の同僚だと思うぐらいのスタンスで

・ママ友を頑張って作る必要なし

・不器用でもどうにかなる!

・社交ベタでもなんとかなる!

・他人のことにずぼらになる。人と比べない

・苦手な人とは無理してつきあわなくていい

・社交辞令をやめる

・人にどう思われるかにずぼらになる。どうせ誰かには嫌われてる

・夫に期待しないのが円満の秘訣 あきらめは大事

・人に理解してもらうことをあきらめる

・おひとり様を恐れない

・ずぼらになるとSNS疲れはない

・こだわりにずぼらになると人と衝突しない

・怒りにずぼらになった方が生きやすい

ちなみに、こんな本です!

目次をご紹介します!

 

 

第4章 【仕事編】ずぼら力で家事のハードルを下げて両立!

 

・仕事以外のことにずぼらになる

・完ぺきにやろうとしない。優先順位をつける

・仕事に関しては自分の感情にずぼらになる。

感情のスイッチを切ってやるべきことに集中

・やる気のない時はハードルを下げる

・過去や未来にずぼらになる。反省は必要だけど自己否定はしない

・休めるときには堂々と休もう

・やりたくないことは無理にやらない

・やらなきゃいけないという思い込みを外す

・役員仕事はこう考える

・不本意な仕事はこう考えて乗りきる

 

第5章 【家事編】ずぼら料理のつもりが、子供が大喜び!

 

・明日できることを今日するな

・ずぼら料理のレパートリーを増やす

・料理の手間と家族の満足度は比例しない

・手作り料理をあきらめる

・ずぼらでもきれいな部屋が好き

・家事は健康に害がなければ十分

・家事より大事なことがある

・家事のポテンシャルは人それぞれ

・お金は天下の回りもの、と思う

 

第6章 もっとずぼらに! ずぼら力を鍛えよう

 

・羞恥心を捨てる

・無理だと思うことをやってみる

・できないという思い込みを捨てる

・罪悪感を捨てる

・年齢を気にしないでチャレンジする

・ぼーっとしてもいい

・自然の中に身を置いてみる

・占いは良いことだけ信じる

・無理するのをやめる

・ムダだけどやりたいことをやってみる

・一定期間、徹底的にやりたいことだけしかやらない期間を設ける

・誰かに嫉妬してもいい

 

 

仕事も子育ても駆出しの頃のブログが電子書籍になりました。

今回の出版のきっかけになったブログです。