電子書籍出版の流れで、「出版シリーズ」続いています。

 

前回のブログで、「翻訳についての話は私の担当ではない」と書きましたが、「では、わたしの担当ってなんだろう??」と考えてみました。

 

今は翻訳と子育てを中心にブログを書いているわけですが、翻訳にしても、全国に公開されるような有名な映画を手掛けたわけでもない、子育てにしたって子供を東大に入れたわけでもない。それ以前に、子供はまだ小学3年生だから育児を語れるキャリアもない。

それどころか、翻訳者になったのも、14年会社員として働いた後、5~6回トライアルに落ちてようやくなれたわけだし、結婚もアラフォーになってようやくできたわけだし、不器用を絵に描いたような人生(笑)

 

そんな不器用人間だし、世の中に誇れるほどのこともしてないけど、それでもけっこう楽しく生きていることにかけてはわりと自信があります。自分は不器用な人の代弁者として、「不器用な人でも楽しく生きられる」みたいなことを伝える担当かなと思いました。

 

以前、本を出したい人のためのコンサルティングというものを受けた時に、コンサルタントの人が、「本を出すというのは、その道で実績のある第一人者じゃないと難しいですねー。例えばホリエモンの本ならみんな読みたがるけど、新橋で飲んでるオヤジの本とか誰も読みたがらないじゃないですか」みたいなこと言われて、翻訳者としても子育ての経験もまだまだな私は、「やっぱり本を出すなんて夢のまた夢なんだな…」と落ち込んだものです。

 

それにしても新橋のオヤジって…。でも、「新橋のオヤジの悲哀だって、それはそれで本になるんじゃないか!」とコンサルティングを受けたものの、モヤモヤした気持ちを抱えたまま家に帰りました。

「これじゃ納得がいかない!」と、もう1人、気になっていた方に会いにいくことにしました。

長くなりそうなので次回に続きます。