今、4歳の息子が一番ハマっているテレビ番組、それはトッキュウジャーでもなく、仮面ライダーでもなく、NHKで毎週水曜日の7時25分から放送されている海外ドラマ「サム&キャット」。ボーイッシュな女の子サムと不思議ちゃんのキャットがルームメイトになり、ベビーシッターのビジネスをやるというアメリカのコメディ番組です。この番組を偶然に見てからすっかり夢中になり、録画して1話につき5~6回ぐらい見てるのですっかりセリフを覚えてしまい、英語に切り替えても日本語でアテレコできるほど。(どんだけハマってるんだ?!)つい最近まで戦隊モノ一辺倒だった息子が、いったい何にそんなに食いついてるのかナゾですが、アメリカ特有の「ワーオ!」みたいなテンションの高さが気に入ってるようです。
息子がハマっているとか言いながら、私もけっこうこの番組が気に入っていて、息子と一緒に1話につき5回ぐらい見ていますが、これが思いがけず吹き替えの勉強になっています。なにしろこのドラマ、ギャグやダジャレが満載。「翻訳するの大変だろうなあ」といつも思っているんですが、さすが有名な吹き替え翻訳者の方が訳しているだけあって、英語と比べてみると「そうくるか!」という訳がたくさんあります。
たとえば、パン屋さんにイタズラ電話をかけて、「どんなパンツ食ってるの?」という、日本人なら子供の頃、誰もが一度は言ったであろうダジャレを言うシーンがありました。これを原文ではいったい何て言ってるんだろうと思って英語に切り替えて聞いてみたところ、ハンバーガー屋さんに電話をかけて、「君のBuns(ハンバーガー用のパンとお尻の2つの意味がある)のサイズはビッグ?」みたいなことを言っていました。シチュエーションも語呂も意味もぜんぶ原文とさほど離れずに日本の古典的なダジャレにしてしまうその腕には、感動すら覚えました。一流の翻訳者さんって本当にすごいですね。
飽きっぽい息子のことなので、このブーム、いつまで続くか分かりませんが、まあ、英語や異文化に興味を持つきっかけにもなるだろうし、私も勉強になるので、できるだけ続くことを願っています。
