新しいクライアントさんと取引をする時に、作品の尺10分あたりの翻訳料はどれぐらいかを聞かれることがあります。今、主に取引をしているクライアントさんは、まだ吹替翻訳を始めたばかりの頃、初めて仕事を受ける時にその質問をされましたが、当時の私は自信のなさから料金を相場よりも安めに設定してしまいました。しかし、それなりに経験も積んできた今、「ちょっと安く設定しすぎたかな…」と若干後悔することに。でも、一度料金を設定してしまうと、「上げてください」とはなかなか言いづらいですよね。



しつこいようですが、今年の目標は「交渉できる人になる」。先日、ちょうどそのクライアントさんから新規案件の打診があったので、「思いきって値上げの交渉をしてみよう!」と0.3秒の間にふと思いたちました。しかし、いざ「10分●●円でよろしいですか?」と言われると、「そ、その…」言いかけたものの、持ち前の気の弱さが出てしまい、「あ、やっぱりなんでもないです…」と飲み込んでしまいました。我ながらダサい!ダサすぎる…。すると担当の方が、「何かあったらなんでもおっしゃってくださいね」と言ってくださったので、そこで勇気を出して「そ、その…翻訳料の方を…」と恐る恐る切り出してみることに。そんな挙動不審の翻訳者に心優しいクライアントさんはこちらの言い値を快く受け入れてくれました。とても交渉とは言えない情けない感じになりましたが、とりあえず納得のいく料金にしていただくことができ、これで気持ちよく仕事ができそうです。担当者が良い人でよかった…。ありがとうございます!頑張ります!