次にとりかかるお仕事はゾンビ映画の吹替です。私はホラーものが大のニガテなので、まず作品を通して観るのにかなりの覚悟がいりました。意を決して昨日観てみたんですが、おそらく今までの仕事で最もキモチワルイ映画…。以前もこんなことを書いた記憶があるんですが、確実に記録更新です。だってゾンビが人間を…(以下自粛)。「ひいいい…」と心の中で悲鳴を上げながらなんとか最後まで頑張って観ました。
私は子供の頃からテレビや映画で血がでてくるシーンがとにかく大キライ。血がブシュー!なんていうホラー映画は自分ではまず絶対に見ません。戦争映画やサスペンス系でヤバそうなシーンになると視線を画面の外に移してやりすごしたりしていますが、仕事だとそうはいかないですもんね。映像翻訳は開けてみないと何がでてくるか分からないのが面白くもありコワいところです。苦手な内容を断るということも出来るでしょうが、私は基本的に来た仕事はスケジュール以外の理由では断らない方針。「やります!」と元気いっぱいに引き受けましたが、これが何本も続いたらけっこうキツそうだな…。
たまに「ホラー映画が大好き!」という人がいますが、どうやって楽しめば良いのかぜひ教えて欲しいものです。以前、体が溶けるというウィルスもののホラー映画をやったことがありました。この時は、登場する女の子がウィルスに感染して死にかけているという設定なのに叫び声がやたら大きくて元気とかツッコミどころが満載だったので、そういうツッコミどころを探すという楽しみ方ができたのですが、今回の作品は王道のゾンビ映画。これが字幕の仕事だったら全体的にセリフも少ないし、叫び声などは流せるのでどちらかというとおいしい仕事かもしれません。でも、吹き替えの場合は「(SE)血しぶき」とか《血吐く》とか効果音や口の演技も全部拾って原稿に書かないといけないので一瞬たりとも目を背けることができません…。こないだまで子供向けのとってもかわいらしいアニメの吹替をやっていたのに落差が激しすぎて頭がついていきませんが精神修行だと思ってガンバリます!
