私はけっこう死語と呼ばれる言葉が好きで、普段でも「ハッスル」とか「フィーバー」とかを使って、時々年寄り扱いされています。でも、死語と呼ばれる言葉ってなんとなく味があってよくないですか?古きよき時代を思わせる言葉のアンティークと言ったところでしょうか。
とは言っても、仕事の字幕や吹き替えなどではもちろん使わないようにしています。しかし先ほど納品した仕事で、この禁じ手である「フィーバー」をあえて使ってみました。おばあちゃんがノリノリで踊っているシーンで、どう見ても「フィーバー」という言葉がピッタリくるように思えたからです。
しかし、ピッタリくると思っているのは自分だけかも?!などと、ふと反省してみたりもしました。先日、テレビに戸田奈津子先生が出演していて、「字幕がいかに原文を要約しないとといけないか」ということを説明していました。この時の訳例で「やるっきゃない」というのが出て来たんですが、「やるっきゃない」って今どき言う人いないよなあ、なんて、そればっかり気になってしまいました。「フィーバー」だって、私たちの世代は懐かしい感じがしますが、息子たちの世代だと意味すら分からないかも?!と気付いてはっとしました。でも、今の10代、20代ぐらいなら分かるか、と判断して結局使ってみることにしました。クライアントのチェックで直されちゃうかなあ…と、ちょっとドキドキしています。
ちなみに先日「この靴、バーゲンで買ったんだ」と言ったら、「バーゲンだって。ぷぷ」と笑われてしまいました。バーゲンって死語だったんですね?!自分も年をとってきたせいか、「死語センサー」が鈍っていることに危機感を持っている今日この頃です。
