先日、吹き替えの講座、2回目の授業に行って来ました。
以前、「仕事が打ち切られたせいで、すっかり吹き替えのニガテ感がしみついてしまった」とブログに書きましたが、先日の授業で「でも吹き替えって面白いかも」と思い始めました。
字幕だと文字数の制限が厳しいので、セリフの中で登場人物のキャラクターをうまく出すのは難しいんですが、(上手な字幕はその制限の中ですらうまく雰囲気を出しているんですが、私はまだ遠くおよばず…)吹き替えは字幕よりももう少し自由度が高いので、キャラクターらしいセリフを考えるのが楽しそうです。「楽しいです」と言えないのは、それをどうやるかがいまひとつまだつかめていないから。やはり字幕と吹き替えの間にある、書き言葉としゃべり言葉の違いって大きいですね。模範の訳と自分の訳を比べると、なんとなくぶっきらぼうな感じがします。字幕の写経(映画などの字幕を描き写すこと)はやったことがありますが、吹き替えもやってみようと思いました。
そして、今回の講義では、またひとつ疑問が解けました。「字幕の場合は元の英語が聞こえるので、なるべく英語の語順と字幕が同じ方が良い」ということを学校で習いましたが、果たして原文がまったく聞こえない日本語の吹き替えではどうなのか?ということを疑問に思っていました。先生のお話によると、「意識の流れは英語も日本語も同じなので、なるべく原文どおりに進むのがいい」とのこと。なるほど!翻訳とは、英語を日本語に置き換えるだけではなく、言葉という表面の、その奥にある作り手の意図を伝えるためのものだということを再認識しました。いやー、翻訳って本当に深いですね!
いつもいつも感心してるばかりじゃなく、学んだことを自分の訳に生かしてみたいもんです…。
