この仕事をしていると、ちょくちょく死語について考える機会があります。

前回もこのブログで「イカす」はアリかナシかについて考えたような気がしますが、今回のお題は「おセンチ」。



主人公の女性が、「10代の頃は感傷的な詩なんかを書いてたのよ」と若者に冗談っぽく語るシーンの台詞を、「おセンチな詩を書いてた」にしてみました。主人公の女性がちょうど自分と同じぐらいの年齢だし、この台詞の後に若者がふっと軽く笑ってたので「おばちゃんも昔はね~」的な感じが出るかなと思って使ってみました。この仕事はもう1人の翻訳者の方と組んでお互いの原稿をチェックすることになっていたんですが、もし相手の方がお若くて「おセンチってなんですか?」とかコメントされたらどうしよう??と内心ドキドキでしたが、結果オーライでほっとしました。



でも、言葉の鮮度も時代と共に変わっていくので、「おセンチ」も、今の20代前半の人たちには本気で通じないかもしれないですね。以前、映画の字幕で「マブいスケ」というのを見て「これはまだアリなのか??」と考えさせられることがありましたが、そのあたりのアリ、ナシの境界線をまとめた表とか作ってみたいですね。