フリーランスの仕事というのはサラリーマンとは違って土日もまったく関係がないものですが、家族がいると週末に自分だけひきこもってずっと仕事とか、仕事関係で毎週末家を空けるというのはなかなかできないものです。



ここのところ、吹替えの収録の立ち会いが週末の夜ということが多く、その上、月1で行っている翻訳ゼミの飲み会なども重なって毎週末、夜に子供を夫に預けて家を空けるような状態が続いていました。そして今週も土曜日の夕方から吹き替え収録の立ち会いの後、シリーズものの最終回だったので打ち上げという予定になっていました。そのことを夫に言うと、わりと温厚な夫が「もう、勝手にすれば」と若干キレ気味の答え。息子も小学生になって面倒をみるのはだいぶ楽になったとはいえ、さすがに毎週末家を空けるヨメには「いい加減にしろ」とムカついたのでしょう。さすがに自分でも「これってどうなの?」と疑問を持ち始めていたのと、ちょうどその日は午後から息子のサッカーの試合が入っていて、収録に行くなら試合の途中で抜けなければならないという都合もあって、その日の収録と打ち上げはお断りすることにしました。仕事的にはこういう場に顔を出しておいた方が今後のためにもなるのかもしれませんが、ここは「家庭>仕事」かなと判断しました。やっぱり毎週末でかけたり、週末までぎっしり仕事が入っていたりすると、家の雰囲気が何となくギスギスするのを感じます。よく芸能人夫婦がお互いに仕事が忙しくて離婚なんてことになりますが、次元は違うものの、ほんのちょびっとだけ分かるような気がしました。



そうして土曜日は心置きなく息子のサッカーの試合を応援しに行きました。前は試合になると周りの雰囲気にびびっていた息子が最近、「オレ、覚醒したから」とよく言ってたんですが、言葉のとおり今まで見られなかったガッツのあるプレーをしていて感動しました。(途中、また腰が引けていたのでそのことを言うと「ちょっと元に戻っちゃった」と自覚してましたが;)息子がスーパープレーを披露したのは試合の最後の最後だったので、予定どおり収録に行っていたら見られなかったでしょう。息子もそのプレーで自信がついたのか目をキラキラさせて「頑張ったよ!」と言っていました。



そして夜、お風呂に入っている時に息子がなぜか突然、「お母さん、俺をかわいがってくれてありがとう」と言ってくれました。最近、私もこごとを言うことは多いし、息子のゲーム機を破壊するなんてこともしたし、そして家にいないことも多かったし、自分自身ではずっと「母親としてのポテンシャル低いよな~」と思っていたところだったので、とりあえず愛情は伝わっていたことにほっとしました。思わず「こちらこそ、生まれてきてくれてありがとう」と返しました。



そしてお風呂から上がると、息子は「よし、明日の予定表を作ろう!」と言い、紙にペンで日曜日の行動予定をかりかりと書いていました。おいおい、どうしたんだ??なぜか今日1日ですごく良い子になってる!!もし今日、出かけていたらこういう瞬間にも立ち会えなかったんだなと思うと、「自分は仕事よりも家庭優先でいこう」とあらためて心に決めた1日でした。もちろん、仕事もバリバリやって家庭ともうまく両立している人もたくさんいますが、私はあまり器用な方でないので…。もっと子供が大きくなって、あんまり親を相手にしてくれなくなったら仕事の比重を増やそうかなあなんて思っています。









←これが息子が作成した予定表。何時何分の点が3つになってたり、なぜかところどころカタカナになってたりしますが、それはさておき、自主的に予定を決めようとしたのはすばらしい。