少し前に話題になった「嫌われる勇気」。タイトルは知っていましたが、「嫌われるのを恐れないで、ガンガンいきましょう」的な、アグレッシブな人のための本だと思っていたので「私、そういうキャラじゃないんで…」と、他人事だと思っていました。しかし、ある日友達に勧められたので借りて読んでみることに。すると、読み始めて15分ぐらいで、「これ、自分で買おう!」と思い、早速amazonで注文しました。



「過去よりも、"今、ここが大事“」など、いろいろ感銘を受けた言葉はありますが、一番印象的だったのは「他者との分離」という考え方です。

これは、「自分の行動を相手がどう受け取るかは、自分の問題でなくて、相手の問題だ」ということです。「は?」と思われるかもしれませんが、つまり、よかれと思って自分が人に何かをやってあげたとして、それをうれしいととるか、イヤだととるかは自分とは何の関係もない、ということです。



「誰かに何かをしてあげたいな」とか、「この人に連絡をとろうかな」と思っても、気の小さい私はつい「迷惑なんじゃないかな…」と思って結局何もしないことがよくあります。でも、自分がよかれと思ったら、よけいなことを考えないで、とりあえずやってみるべきなんですね。結局その根っこにあるのは「拒否されたら自分が否定されるみたいでこわい」という恐れなんだと思います。そのために他の人に喜んでもらったり、人と仲良くなれるチャンスを逃していたかもしれません。そんなことを恐れる必要はありませんよ、という勇気をくれたのがこの本でした。



これは、ガンガン行く人のための本ではなく、むしろ気の小さい人を励ましてくれる本かもしれません。「そう考えれば人生楽になるな」というようなことがたくさん書いてあって、けっこう衝撃的でした。またじっくり読み返してみようと思います。