私の決断⑨(おくる言葉) | 【心屋 鹿児島】ともどんのブログ

【心屋 鹿児島】ともどんのブログ

鹿児島(姶良市)に住んでいる心屋認定カウンセラーともどんのブログです。気持ちがラクになるお手伝いができればいいなと思っています

こんにちは

心屋認定カウンセラーともどんです

 

私の決断⑧(疑惑と妥協案)

の続きです。

 

・・・

昨年7月

やっと退職日を決めた。

決めたら少し気が楽になった。

 

残りの教員生活を今までと変わらず生活しようと思った。

 

生徒にも同僚にも誰にも気づかれないように普段通り過ごした。

 

1学期最後の給食

 

・・・

夏休みに入っても普段通りに仕事をした。

生徒の宿題を調べたり、部活動を指導したりしていた。

 

そして必要なくなったものを少しずつ家に持ち帰った。

まだ赴任したばかりだったから、荷物もほんのわずか。

職員室の机の中にはほとんど入ってなかった。

 

・・・

夏休みもあと10日、2回目の出校日の日

 

職員朝会の最後に校長先生から私が退職することを職員に伝えた。

 

言われた瞬間、どこからか『えぇっ‼』『まじか・・・』という声が聞こえたのと自分に向けられた視線を感じた。

 

そのあとすぐに生徒集会が行われ、最後に伝えられた。

 

壇上に上がりあいさつをした。

退職すると決めるまでたくさん悩み、考えました。覚悟を決めるまでは怖かったけど、決めてしまったらもう不安はありません。うしろを振り向くことなく、前を向いて生きていきたいと思います。みなさんも『こうしたい、ああしたい』と思ったことが覚悟を決めて頑張ってください。
短い時間でしたがお世話になりました。ありがとうございました。保護者の方々にもよろしくお伝えください。お元気で。

だいたいこんなことを言ったと思う。緊張した・・・

 

夏休み残りの10日は、生徒の宿題を調べたり、同じ教科の先生たちとお昼をしたり、遊びに来る生徒とたくさん話をしたりした。

ホントは残りの休みを使い切りたかったのだが、調べ物がなかなか終わらず、結局最終日の午前中まで勤務した。

 

 

『校長先生、お世話になりました。帰ります。』

 

いろんな先生にあいさつを済ませ、荷物を車に乗せ、正門に向けて走り出した。すると・・・

 

たくさんの生徒や職員が見送ってくれた。

 

『元気でね~』

『また学校に来てね~』

『ありがとう~先生』

 

たくさんの拍手とたくさんの励ましの言葉をもらいながら、正門をくぐり学校を出た瞬間、『もう終わったんだ・・・』と感じたら涙が止まらなかった。

 

ともどんの20数年の教員生活が終わった。

 


こんはなしはここらでよかどかい!

ともどん、おやっとさぁでした。

次のことに向かってけしんかぎいキバレチェスト

 

フォローしてね