12月5日(火) 晴れ
初冬なのか、晩秋なのか…。
今日は少し暖かく感じるのは、寒さに慣れてきたから?
開運橋を渡る街のバス、いつもの景色。
開運橋からのぞく岩手山。
今日は雲がかかっている。
おや、白い鳥。
白鳥?白サギ?
橋を渡り終えるあたりに歩道橋。
駅前は車も人も、うまく行きかいできるように工夫されている。
そして、歩道橋の階段を降りたところにある、黄色の建物。
着いた
そこで、思い切って一人で来てしまった。
私と同じ食いしん坊さんなら、きっとこの気持ちがわかるだろう(笑)。
店は、少し階段を降りたところにある。
わぁ~
落ち着いた店内は少し混んでいたが、座る席があり、ホッとする。
オレンジ色の照明に、静かにジャズが流れる。
注文を済ませ、スマホを見ようとすると電波が少ない。半地下だもんな~
諦めて、店内をゆっくり見渡したり、考え事をしながら待つ私。
まだかな…、まだかな…
来た~焼きカレー・サラダ付(900円)。
うわ~ぁ、真ん中にトロットロの卵の黄身!
ほうれん草、トマト、ナスと、いろどり豊か…。
うわ~ぁ、いたたきま~~す!!
ぱくっ。
あっつあつーーーっっ!!!
ふまぁぁぁーーーーーーーーっっぁぁ!!!
緩めのルーは酸味があり、野菜との相性抜群!
そして、チーズがたっぷり、のび~る~~ぅぅうう~~
卵黄を崩すときのトキメキたるもの、言葉に言い表せない…。
とろ~り、カレーとご飯に流れていく姿がうつくしい~。
濃厚な焼きカレーをさらに濃厚に、これは楽園への誘いでしょうかーー?
ゆっくりと、時間をかけて堪能したあとは…
いいですね~。あぁ…、幸せ…、ゆっくりとした時間。
大満足で、お店を後にした。
ゆったりと寛げるソファ席もあり、落ち着いた雰囲気もある金宝堂さん。100年という長い時間、愛され続けているのが、頷ける。
一人でも楽しめ、友人や恋人はもちろん、親子や家族で訪れても安心して過ごせそうな洋食屋さんだな、と思った。
次は洋食好きの子どもたちや夫も連れて訪れたい。
ごちそうさまでした!
洋食 金宝堂
盛岡市盛岡駅前通り10−3
さて、店を出て駅へ向かう。
盛岡駅の地下道が好きだ。
今は毎日ここを通る。
そんな日々が好きだ。
いつもは帰りのバスに間に合うように、スマホの時計を見ながら速足で通り過ぎる。左の肩には夕飯に使う食材、子どもたちのために買ったお菓子が入ったエコバック。
時々立ち止まって見てみると、世界が美しいことに気づく。
そして思う。10年後、私はこのブログを見返して、どんな気持ちになっているのかな。
いつも、見ている風景ですか。
いつか訪れてみたい景色ですか。
それとも、懐かしい風景でしょうか。
ここを通る人々の分だけ、人生があるんだな~って思ったり…、ね。
抜けるとそこには、じゃじゃ麺の「のぼり」。
手前は、立ち飲み居酒屋。
観光客も、住む人も楽しめるこの場所が愛おしく感じる盛岡3年生。
右に曲がるとバス停。
さぁて、家に帰ろう。
【おしまい】