10月15日(土) 曇り

 

今回は、岩手県岩泉町にあるキャンプ場へやってきた!

 

着いてドアを開けると、見知らぬ土地の、秋の匂い。

 

ワクワクが止まらない。明日のチェックアウトの時間まで、どんな物語が生まれるのだろう。

 

この日の岩泉町の最高気温は17度、最低10度。

長袖にウィンドブレーカーがあれば、十分。思っていたより、寒くない。

 

 

今回訪れた「ふれあいらんど岩泉」には、アメリカ発祥の移動する家「トレーラーハウス」や、十数年前に廃止になった寝台列車「ブルートレイン日本海」がある。

 

 

そして、これらは展示しているだけではない。

なんと「宿泊」できるのだ!

 

ネットでキャンプ場を探していた私は、すぐに予約を入れた。もちろん、コテージやオートキャンプエリアもあったが「ちょっと変わった宿泊場所」に心惹かれたのだ。

 

 

 

受付は、道路から入ってきて、すぐ左手にあるセンターハウス内にある。

 

今回、我が家は「トレーラーハウス」に宿泊。

料金は、前払い。なんと!1泊1台で9000円という、良心的な価格設定(時期による)。何人泊っても、この価格 (笑)。

 

鍵を受け取り、寝床であるトレーラーハウスに到着!

 

すぐ脇に、車一台分の駐車スペースも完備されている。

 

 

ウッドデッキには、テーブルと椅子が用意されている。晩ご飯はここで食べよう。

では、ルームツアーを始めよう!

 

ドアを開けてすぐに見えたのは、大きなソファベッドと、その左には家族が向かい合って寛げる空間が。


 

寝室には、一人用のベッドが2台。

 

テレビと、エアコンが設置されている。

暖房をかけると、ほんわか温かい。外のバーベキューが寒くなったら、ここへ一時避難しよう (笑)。

 

カントリー風の、温もり溢れるキッチン。

流しにはスポンジと食器洗い洗剤、そして布巾が2枚用意されている。奥のコンロはIH。

 

シンク下には、鍋の他、ボウルやザルも用意されている。

 

引き出しには、キッチンバサミ、栓抜き、包丁なども。もう、食材さえあれば大抵のものが作れる。至れり尽くせり。

 

部屋の奥には、2段ベッド。ここに予約人数分の寝具が用意されている。

 

フカフカの羽毛布団、全てが清潔に管理されており、とても嬉しくなった。

 

トイレと洗面所、狭いがシャワールームもある。

決して新しさはないが、十分に手入れされていて、生活に必要なものがほとんど揃っている。そして、収納場所が沢山あるので、荷物が散らからない。

 

このまま住み続けてしまいそうになるくらいの設備の良さ、居心地の良さ。


そして、なんと言ってもWi-Fiが使える!

 

スマホカメラであちこち撮影したあと、荷物を片付けていると、あっという間に暗くなる。

よし!キャンプの醍醐味、焚火の準備をしよう。

 

焚火って、癒されるな~。

ただ木を燃やしているだけなのにな…。このためだけに来ても良いとさえ思える。

 

「プシュッ」

 

ビールの缶を開けて(子どもはコーラ)で乾杯っ!!良い夜だ…。

 

盛岡市内のスーパー「じゃんまる」で調達してきた焼き鳥を焼く。

 

デッキに戻り、ガスコンロをセット。ジンギスカン、カルビ、ハラミを焼いていく。もちろん、野菜も一緒にね。もっと美味しそうな写真を乗せたかったけど、食べちゃいました~(笑)。

ささやかな夕食を食べたあとは、少しの後片付け。みんなでやれば、早いし楽しい。

 

 

 

家族でボードゲームを楽しんだ後は、コトンと寝てしまった。

 

 

 

 

 

 

 

朝、遮光カーテンの隙間からの朝日で目が覚める。

 

一体、何時だろう。

 

こういう所に来ると、時間の感覚がわからなくなる。

 

 

そう思いながら、布団の中でゴロゴロしていると、先に起きている人がいる。デッキから、コーヒー用のお湯を沸かす音…。

 

「ねぇ、外、すっごく景色がいいよ!!」

 

その言葉に誘われ、布団を出る。

部屋のドアを開けると、朝のさわやかな景色!

こういうことって、ある?

 

私の日常は家のドアを開けると、お向かいのお家 (笑)。

パジャマのまま、デッキを降りる。

 

朝は寒い。気温は9度。

思い直して、裏起毛のジーンズとウィンドブレーカーに着替えてきた。

 

紅葉が始まった木々たち。もう、散り始めているものも。だけどみんな朝日を浴びて嬉しそう。一つ一つが楽しい。

 

おや、こんな所に松の子どもが。

「コーヒー、入ったぞ。」

「ありがとう。」

散策を切り上げた。

 

自然の中でいただくコーヒー(しかも、人に作ってもらう)は、本当に贅沢。

 

しばらくして…

「おはよぉ~う」と気だるそうに起きてくる子どもたち。

「うぅ~寒~い!!」

と、ハーフパンツ姿の娘が言う。

 

「今、パンとソーセージ焼いてやるからな!!」

 

いつになく楽しそうな夫の姿。

 

私はトレーラーハウスの厨房で、持ってきた白龍(パイロン)のじゃじゃ麺を仕上げる。

今回は、具なし。……して、その味は??

いただきまぁす!

……うんまぁぁーーー!!

自然の中で食べるじゃじゃ麵、すっごくおいしい!!量が多かったが、ペロリと食べてしまった。持ってきた生卵で、チータンも。

 

 

朝食後は「子どもの丘」エリアで思う存分遊ぶ子どもたち。

 

さぁ、ゴミ置き場に捨てに行こう…。

 

「昨日は、寒くなかったですか?」

と話しかけられる。どうやらここの管理人さんのようだ。

「暖房があったので、温かかったです。」

 

あ、そういえば聞いてみたいことがあった。

「ブルートレインは、貸し切りができるのですか?」

 

「できますよ!」

「ちょうどいま、お客さんが帰られたので、見てみますか?」

 

「ぜひお願いします!」

 

「みんなーーーー!おいで!ブルートレインの中、見せてくれるって!!」

「行くーーーー!」

 

 

次回は、ブルートレイン日本海のルームツアーです!

 

興味のある方は、参考にしていただければ幸いです。

 

 

 

【施設内のサービスなどをチラッと紹介】

 

オプションで、必要なものを借りることができるので、着替えと食料さえあれば、ほぼ大丈夫!

 

ゲーム類は、一部を除き無料で貸し出している。

我が家は「ぐらぐらゲーム」で大盛り上がりした(笑)。ルールが単純なのが、好きです。

 

自炊はしない、という方でも大丈夫!近くに食堂がある。

 

 

 

ふれあいらんど岩泉

所在地  岩手県下閉伊郡岩泉町乙茂大向48

電話番号 0194-22-5211

 

今回のPick①折り畳み式2WAYバーベキューコンロ

 

我が家で買った焚火台↓ニコニコ

今回は、火起こしせずガスコンロで簡単にBBQ。

それでも、焚火メラメラはしたかったので買いました。

炭火もできる2WAY仕様。折り畳み収納できるところがいいですねニヒヒ

我が家の荷物置き場がスッキリしました~ちゅー (以前使っていたものは処分しました。←これ、大事真顔ビックリマーク)

 

 

 

 

今回のPick② 書籍「おやじのふゆソロキャン」

 

岩手の冬でソロキャンなんて、過酷っっゲロー、と初めは思ったけど、やってみたら楽しいかもニヒヒはてなマークと思い、ピックしてみました(笑)。

 

ちなみに、今回の記事で紹介した「ふれあいらんど岩泉」は、冬でも猛者たちが集うキャンプ地。滝汗滝汗 キャンプの中に、薪ストーブを設置する人も!岩洞湖でワカサギ釣りして、BBQ。酔っ払い 連泊プランで年越しするのも楽しそう!

 

 

今回のPick③ 津軽の地酒「田酒」

 

ワカサギといったら、日本酒!酔っ払い酔っ払い 故郷のお酒も色々ありますが、一番好きな日本酒です! 真冬のあったかいキャンプの中で、釣ったワカサギの唐揚げをアテに、美味しい日本酒飲んで…。次の日凍死しててもいいかなって思えるかも……(←冗談です笑)