「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」 | 「映画」と「本」と「川崎フロンターレ」

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「川崎フロンターレ」の試合感想と
好きな映画と本の感想を中心に、楽に綴ってまいります。

1984年:原作 高橋留美子・監督 押井守

 

主人公あたるが通う友引高校の学園祭前夜。

泊まり込みで準備を進めていますが、

いつまで経っても当日は訪れません。

連日連夜にわたって、学園祭前夜のドタバタ騒ぎが繰り返されます。

いつまでも終わらない前夜祭。

友引高校とあたるの自宅だけが連日タイムループして、

同じ毎日が繰り返される謎が徐々に明らかに。

 

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パトレイバーや攻殻機動隊でお馴染みの押井守監督の

出世作であり、アニメ史になお残す名作です。

原作&アニメシリーズとあまりにも世界観が違う映画だった為

原作者との確執が生じたのは有名な話。

犬夜叉、らんま、めぞん一刻など

いわゆるルーミックワールドのファンには多少の違和感があると思いますが

何も知らない人が観れば、やっぱり面白いと思います。

夢のまた先の夢。現実とのわかりにくい境目。タイムループ。

「インセプション」なんかは

これにヒントを得たんじゃ無いの?と思うくらい当時は斬新だった記憶が。

とは言え決して難しい映画じゃありません。

ラムちゃんが深田恭子だと思っている世代の方にも、是非。

 

甘口採点:90点

 

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