今年もマラソン大会はあったよ






























でも、去年は
朝はいつも通り幼稚園に送って行って、
親は一度帰って、
時間になったら会場に行く。
(もちろん自転車)
子どもは幼稚園から歩いて会場に行く。
走り終わったら、
親は解散。
子どもはまた歩いて幼稚園まで戻って
お弁当&午後は普通の保育。
幼稚園から会場までは子どもの足では
(たぶん)30分くらいあるのに

マラソンを走った後の子どもを
また30分歩かせるのか

この幼稚園すごいな

親が各自子どもを幼稚園まで自転車で送っちゃダメ?

と過保護の私は思ったほどだったんだけど

でも、今年は
各家庭、会場集合・会場解散。
コースが3種類あるんだけど、
各コースによって違う集合時間が設定されているから、
子どもが走る時間に集合、走り終わったら解散。
という寂しいモノでした





コースは200m・400m・600mとあって、
去年、長男は年少なのに600mを選んで

(なんで!?
)

走りきれなくて、
途中からマブダチと肩を組んで歩いた。
という過去がある

(なのに、ゴール近くなったら、
長男はマブダチを裏切り、いきなり走り出した。という過去もある
)

たぶん、去年が本当にキツかったみたいで

今年は「真ん中のコースにする」と言っていた長男

私も「そうだよ
年少さんで200、年中さんで400、年長さんで600走るのが一番いいんだよ


だから今年は400を選ぶのがいいと思うよ

ナイス判断
」


って言っていたのに、
持って帰ってきたお手紙に
「長男君は 600m なので○時○分集合です」
と書いてあり………
私「ねー、600にしたの?」
長男「おう!やっぱ走れるわ、俺!
」

私、仲良し3人にLINEで距離を確認。
→みんな600mを選んでた

そりゃープライド高い長男は、
仲間がみんな600を選んでたら
400は選べないですよね

見栄を張らないで400にすればよかったのに




ということに、
今回も無謀にも一番長い距離を選んで来たから、
マラソン大会の前日の日曜日に練習に行くことにした

着いたら、たくさんの同じ幼稚園の子が練習に来てた

クラスメイトの男の子もいたから、
その子を誘って長男と私とその子と一緒に
当日のコースを走り出したら……
旦那と一緒にいた次男が大泣きしながら私を追いかけてきて、
結局、次男抱っこで私は走ることに

そして、長男……
1周目でもうバテバテ

「気持ち悪くなってきた」
「もう走りたくない」
「きもちわるい」
ばっか言ってダラダラ走って
全くやる気なし!!
クラスメイトはスイスイ走って行っちゃうから、
「クラスメイトに負けているわけではない。
俺は気持ちが悪いんだ」
という、言い訳にしか聞こえなくて
すごい嫌だった

次男抱っこで、
反対側の手で長男を引っ張りながら
やっと、やぁーーーーっと600mを走りきったけどさ……
旦那、なんの為にいるの?

なんの為に旦那がいる日に練習に来たと思ってるの?

(旦那は娘と遠くの方でサッカーしてた)
(遠くだから、呼び寄せる事もできず…なんの為に来たの?
)

走り終わったら長男は元気になって
クラスメイト君と遊び出して……
はぁー
なんの為に来たの?


何度か「もう一度走ろう」「練習しよ」って声をかけても無視される。
私だけが頑張ってもしょーがないや。
アホらし。
と思って、
頑張って練習してる子を応援したり
子どもと一緒に練習する(走る)ママさんの荷物持ちをしたりして過ごしたよ

結局、この日、長男はもう一回走ったかなー?
もう覚えてないくらい

ダメダメでした



こんなんじゃ、また当日はダラダラ歩くんだろうな
と思った。




そして、当日

「頑張って走らなきゃいけないんだから、朝ごはんを全部食べて」って言ってるのに
ほとんど食べなくて

私は長男に、
「誰に負けてもいいんだから、それよりも
止まらないで最後まで走りきってきて。
頑張って。」
とだけを何回か伝えておいた。
とにかく、頑張る事をしてほしくて

でもパパには、
「マラソンなんだから(順位が付くんだから)速く走らないと
」

と言われた長男は、
私に「1位にならなくてもいいんだよね?
止まらないで走り続ける事をできればいいんだよね?」
って何度も聞いてきた




時間になって会場に着いたら、
意外と600mを選んでる年中さんがたくさんいて

よかった

ついにヨーイドン



先頭をジャクパの先生が走るんだけど、
昨日一緒に遊んだクラスメイトの子は
ジャクパの先生に付いていく!
早い!
あの子は早い子だったんだ!
1周走り終わっても先生のペースに付いていっててすごかった

この子がもちろん1位

そして、
2位は誰が来るかなぁ?と思って選手(園児)が来る方を見ていたら、
まさかのウチの長男だった



3周目は、
1位の子はまだキープ

しかも、めちゃくちゃハイペース

すごい



もちろん、私は声援

2位もマブダチだしもちろん声援

3位、長男

もちろん声援


走り去っていく長男の背中を見ながら、
本当に負けず嫌いなんだなぁ
と思った

練習では走れないけど、
勝負となれば走れるんだね

どんだけだよ




長男の後から来る子たちにも
「○○ー!頑張れー!」
と声援を送っていたら、
なんだかジーンと感動してきて

えっ!?

本当自分で「えっ!?
」と思ったけど、

めちゃくちゃ感動して
号泣し始めた私がいた

長男が最後のカーブを曲がってきて、
私の視界に入った時には

大泣きしながら
「もうちょっとだよー!」
「頑張れー!もうちょっとー!頑張れー!」
って言いながら、
私もゴール横に移動して、
ついに長男3位でゴール


私「ふぅーー
」言いながら号泣



ビデオを止めて、他の人にゴール横を譲ろうと後ろを向いた時に
年長さんのお母さん達と目が合って、
私「私、なんで泣いてるんですかね
」

って言ったら
みんな笑いながら
年長ママ①「もう卒園かな?笑」
年長ママ②「メンタル キテるのかなぁ?笑」
って笑い話にしてくれて、助かった

「なんで泣いてんのー?笑」って年中ママも来てくれて、
みんな温かいわぁ

いつもいつも涙が出ちゃう感動屋さんのママが
「私でも泣いてないのに
」って言ってきて、

「本当だっ
」と思ったよ


なんでかわからないけど、
涙出たー!
みんな赤い顔とかしながら一生懸命走っててさぁ

感動したよー

情緒不安定なんだな、私
笑




そんな感じでゴールした子どももワイワイ
親もワイワイしていたんだけど、
なんか終わらないな?と思って見渡すと、
遠くの方でうずくまってる子が1人いて、
その子のゴール待ちだった。
こちらに背中を向けて体育座りでうずくまってるし、
遠いから親指の爪くらいの大きさだから、
誰かわからなかったんだけど、
目を細めてよぉーーーーーく見てみたら、
「あれ?
マブダチ4人組の1人かも!」

と気づいて

子ども達の方を見ても、
やっぱり3人しかいないし……
だから、私、3人を呼び寄せて
3人に向かわせようとしたの!
うずくまってる子の性格的に
もうみんながゴールしているのに、
1人だけでいまさら走るのが嫌だろうな。
と思ったから…
(もちろん、1人っきりでうずくまっていたんじゃなくて、
一番最後を走る役割の先生が一緒にいたんだけどね)
だから、
ゴール済の3人に行かせて
一緒にゴールまで走って行ってもらおうとした

けど………
いや、待てよ。と……
あの3人が私の方に来た段階で
気付く子は気付く。
(親と子はコースを挟んで反対側にいた)
だから、
他の子も「なーにー?どうしたの?」
って来ちゃうかもしれない…
さらに、
3人がうずくまってる子のところに走って行ったら、
他の子も次々に行っちゃったりしたら、
カオスになる

だから、
ゴール付近にいたベテラン先生のところに走っていって、
「あれ、○○ですよね?」
「うちの子達3人に一緒にゴールするように行かせましょうか!?」
って言ったら、
ベテラン先生の顔が「

」ってなったんだけど、



そう思ってくれて嬉しかったんだけど、
でも立て続けに
「でも、それで他の子達もワァーと付いて行っちゃったら大変な事になりますよね…」
って言ったら
先生の顔が「
」ってなって


表情に全部出てて、この先生やっぱり好き



先生「そうよね、どうしましょう」
って先生達もまだ状況を掴めてなくてアワアワしてたから、
私「わかった!私と長男だけで行ってきます!」
って言ってバッと走って長男のところに行って、
ダッシュでうずくまってる子のところに向かったの!
(また次男抱っこ、もう片手で長男と手を繋いでダッシュ……体やられるわ
)

そしたら、
うずくまってる子のお母さんも気づいたみたいで
子どものところに向かって走り出してて、
(仲良しだからって集まらずにバラバラで見てたから、
あの子のお母さんがどこにいるのかも知らなかった)
私たちがまだまだ辿り着かない時に
お母さんは辿り着いて、
私たちが辿り着いた時には
お母さんが抱っこしちゃった

お母さんよりも前に辿り着きたかったー

抱っこしちゃったらね、
もうね、走らないよね。
そのまま棄権になっちゃった。
まぁーそれも良い思い出だけどね

(次の日の放課後には笑い話になった
)

でも、
悔しかったなぁー!
私がもうちょい早くうずくまっている子に気付けていれば、もっと早く辿り着けて、
もしかしたら、もしかしたらだけど、
あの子もゴールできたのなぁ。
と思うと、悔しかったなー!



そんな出来事もありのマラソン大会だったけど、無事終わり

まだ11時とかだったし、
天気もよかったから、
隣の公園でマブダチ4人で遊んで

(うずくまってた子は、もうすでに元気
)


(天気が良すぎて写真暗い)
2時間くらい経ってから
お昼を食べる為に解散

私も家に帰ろうとしたけど、
2時間公園も疲れたし
(次男が私を開放してくれないから
)

号泣したから心が疲れちゃってて



平日のお昼だし、
空いてるだろう!と
パスタ屋さんに行ってきた



そしたらさ、それがさ、
空いてるだろうと思って行ったけどさ……

お子様ランチに付いてるオレンジジュースが
子ども用コップに入ってきて、
別でもう一つオレンジジュースを頼んだの。
それで、ジュース2つとサラダが同時に来たんだけど、
もぅ1つ空の子ども用コップにストローさして持ってきてくださって



感動しますた



私が頼んだオレンジジュースを
もう1人の子どもに分けるって、
わかってくれてるー!
こちらが何も言わなくても、
わかってくれてるー!
私はジュースが来た時に店員さんに
「もう1つコップを」とお願いしようとしてたの。
客のその手間を省いてくれてるー!



小さな事だけど、大事な事。
確実にリピ決定です

(空いてるし
コロナ時代には最高です)

やっぱり外食はドタバタで、
味わうことなんてできずに終わったけど

あの店員さんのおかげで、
心が満たされて帰れました



家に帰って少ししたら、
体操教室だったから、
またバタバタの日常に戻ったんだけどね

とにかく、
長男、マラソン大会お疲れ様でしたー

登り階段あり、下り坂ありの600m、
4分3秒でした

よく走りきりました

来年は前日どころか何回も練習しに行こう
