舞台「怖い絵」を観劇!

 

前回の観劇作品……そして今回は?

 前回の観劇作品は全国6都市で上演の「ライフ・イン・ザ・シアター」でした✨

そして、今回紹介する観劇した舞台は……尾上松也さん主演の「怖い絵」です!

劇場はよみうり大手町ホールで3/10の14時の公演を観てきました。

 

舞台「怖い絵」について

 舞台「怖い絵」は作・演出が鈴木おさむさん。そして、監修は「怖い絵」シリーズの著者である中野京子さん。東京公演が3/4〜3/21の期間よみうり大手町ホールで上演、大阪公演は3/24〜3/27の期間までCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて上演予定されている。

会場に飾られたキービジュアルポスター

<STORY>

 絵画コレクションが趣味の投資家、絵田光(尾上松也)がオーナーのレストランでは、一日1組の客が招かれる。店内には様々な絵画が……絵田光によって絵画の本当の意味が次々と語られる。

 そして、絵田光の他にも絵画に興味のある者が4人登場する。クラブのママであり、火山武の元愛人であった美山 翼(比嘉愛未)。光のアシスタントで絵描きの剣 緑(佐藤寛太)。警視庁の刑事で光とは仲が良い鷹野 雄二(崎山つばさ)。建設会社の社長である火山 武(寺脇康文)。

 個性豊かで一見人生に不満が無さそうな登場人物5人。しかし、肝心などこかが欠けている……その理由は、真実は。

舞台「怖い絵」のチラシ          舞台「怖い絵」のチラシの裏面

 

そもそも「怖い絵」シリーズとは

 本舞台の「怖い絵」は中野京子著の美術書「怖い絵」シリーズから生まれたストーリー。美術書「怖い絵」は大反響で2017年に東京・兵庫で美術書「怖い絵」に登場する、絵画などを集めた「怖い絵」展を開催。来場者は68万人を越えた。

 美術書「怖い絵」は西洋絵画に隠された真実を知ることができる。紹介されるのは、恐怖心と同時にどこか美しさを感じる不思議な絵画。また、絵画が描かれた時代背景や作家が作品に込めた意思なども明らかに!

 

舞台と美術館の間の世界

 舞台「怖い絵」はまるで美術館のよう。まるで「怖い絵」を読んでいるような気分になれる。美術書「怖い絵」を知っている人も知らない人も、絵田光の語りによって存分に楽しむことができるだろう、序盤の長台詞にも注目!舞台照明、舞台美術、衣装、そして演出、全てが「怖い絵」の魅力を一層させている。

 俳優さん達の絵画に対する愛や作品に対する熱を感じることができる素敵な舞台。美術書「怖い絵」シリーズを一読して観ると、また違った楽しみ方ができると思います。是非、お近くの本屋さん又は劇場の物販で購入してみてください🌟

 

舞台「怖い絵」パンプレット

 

よみうり大手町ホールについて

 よみうり大手町ホールは大手町駅構内から直結で行くことができます。駅構内を抜けると階段とエスカレーターがあり、登って行くと読売新聞ビルに着きます。よみうり大手町ホール以外にも、よみうり大手町小ホール、よみうりギャラリー、よみうりショップなどがあり。よみうり大手町ホールに観劇をしに来た際には、ついでに寄ってみるのもオススメです。

 

次回の観劇・鑑賞記録は?!

 次回紹介する観劇・鑑賞は東京芸術劇場で上演・開催されている「冬のライオン」と「◯△□の書 一会展」と「東京空襲資料展」です。

 

 

 

「怖い絵」シリーズ