おはよぅございます
札幌は昨日は寒かったんだけど、今日はまだあったかいかな。
少しずつ春に近づいてる感じがして嬉しいです。
関東とかではもう梅が咲いてるみたいだしね。
札幌は4月になってからだなぁ。
私の誕生日は5月10日で、札幌ではちょうど桜が咲く時期です
私が1番好きな花はやっぱり桜です
日本人なら桜、っていうのとはちょっと意味合いが違うんだけどね。
でも北海道は桜の名所が余りなくて、特に札幌はそんなにないから
東京とか京都とか羨ましい。
いつかまた京都の桜が咲く時期に行ってみたいです
いつも3月とかなので、仕事してたらなかなか行けなくて。
ニートの時期はお金ないからもちろん行けないし。
行きたいなぁ。
桜の中でも特に私は枝垂れ桜が好きでたまりません
桜の写真集とかこの時期たくさん出ますよね。
何冊か持ってます。
短大の時に、授業で「花」をテーマにレポート用紙何枚かに
思ったコトを書け、みたいなレポート提出があったんですが、
その時に「桜」について書きました。
テーマは「桜を見てると怖くなる」というもの。
坂口安吾や梶井基次郎が桜rについて小説や随筆を書いていて、
高校の時に読んだんですが、2人とも桜を見ていると怖くなる、という内容でした。
私もそれを読む前から桜は怖いなぁ、と思ってたのですごく共感した覚えがあります。
私は1度だけ京都の桜を見たことがあるんですが、
樹齢何百年も経つ桜はある種見ていると怖くなる。
綺麗すぎて。
前にTVで北野武が、同じように桜を見ていると怖い、と言っていました。
桜の咲く時期に犯罪が増加する、おかしくなる人が増えるという傾向もあるそうです。
北野武は桜に魅せられて人がおかしくなる気がする、とも言ってました。
確かにお花見と称して桜の下で酔い騒ぐ姿はある意味おかしいですよね。
昔「桜」と名のつく地名には屍体を埋めていた場所だったらしいです。
そしてその上に桜の樹を埋めた、と。
それを考えると、桜が何故あんなにも美しいのか、人を魅了するのか、
それは桜が人の生気を吸い取ってるからじゃないのか、そんな風に思えた。
枝垂れ桜のあの枝が触手のように樹の下に集まる人々の生気を吸い取ってる
ように思える、そんなコトをレポートに書いた覚えがあります。
ちなみにそれは中・高校・短大合わせた文集に選ばれて載りました。
変わった文章を書いたからでしょうね。
坂口安吾の「櫻の森の満開の下」という小説では、
長い桜並木の満開の下で、気がおかしくなり気がつくと愛する女を絞め殺す
だけど気がついてみると絞め殺したはずの女の姿はどこにもなく、
ただ散り落ちた桜の花びらだけがそこにあった、という内容が
最後に描かれていました。
桜の魅力・狂気を描いた作品でとても好きな小説です。
私は死ぬなら桜の樹の下で死にたい。
昔からそう思ってました。
現実には無理だけど、出来る事なら桜の樹の下に遺灰を埋めて欲しい、と。
そうすれば次の年、満開の桜の下で会えるから。
西行の
「願わくば花の下にて春死なん その望月の如月の頃」
という歌がありますけど、まさに私もそんな気持ちです。