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「なんとか、奏君を足止めできれば、買ったり作り直したり出来るのにねぇ。」
「でも、部活はないし。男友達と約束している様子もないし。」
「難しいなぁ・・・。」
「あやか、最終手段ならある。」
「え、なに?」
「家に帰って、部屋に奏君を呼べ。」
「えっ、それはできるけど・・・。」
「ならあとは簡単だ。チョコの代わりに私を食べて。って言え。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「まだ、してないんでしょ?」
「そ、そそそそそそそそうだけど。」
「タイミングとしては、バッチリだ。」
「いやいやいやいやいや・・・。」
「奏君が、躊躇うならお前が押し倒せ。」
「ちょ、ちょっと菜々美ちゃん?亜美ちゃんが、顔真っ赤で爆発しそうだから!」
「大丈夫、問題ない。」