ここからは手術室の中でのこと。
ほどなく
miumiuさぁ~ん とよばれ歩いて手術室の中へ。
う~ん もう何がなんだか
看護師さんにバスタオルで前を隠してもらい手術着を自分で脱ぎマッパに。
そのまま手術台に自分で寝転びます。
でもね、この手術台がめっちゃ細い。
コツを教えてもらいコロンと横になったやいなやあちこちから手が。
心電図を胸に貼られたり酸素マスク渡されて息吸ったり吐いたりしたり。
手術前の記憶はここまで。
次にふと誰かの声が・・・
そうこうしていると周りがザワザワしだした。
はっきり覚えてるのは
「爪が白いな!なんでこんな白いんだ」って言葉と
爪を見るために誰かが私の指を握ったこと。
実は私この時ちょっとパニックになってしまいました。
実際の手術は1時間半だったんだけど麻酔かかってた時間が自分のなかでスコンと抜けてて
気が付いた時自分的にはまだ手術前だったので
「え~ まだ麻酔効いてないのに手術はやめて~」って思って暴れちゃった。
なぜ勘違いしちゃったかっていうとテレビと違ったから。
テレビだと手術が終わって○○さぁ~んってよばれてお目目あけるでしょ?
私、目開かなかったし声も出なかったんだよね。
普通はこうなのかもしれないけど麻酔さめるのってテレビでしか見たことないから
違いすぎてパニくっちゃった。
入院中、私が一番いやだったのがこの麻酔がさめる時だったな。
今回のことで時間が抜ける感覚がわかったけどでも次もやっぱりパニックになるような気がする。
手術室での記憶はこれだけ。
もちろんはじめから終わりまで「痛い」思いは一度もしていません。
この後ストレッチャーに移され回復室で夜を明かします。