2109年2月14日(木)
東銀座の東劇でMETライブビューイング「椿姫」を観てきました。

 


仕事の打ち合わせで東銀座方面に行き、打ち合わせが終了したのが14時。
14時半~上映に間に合う!なんてナイスタイミングなの?と、急遽、観る事に。
バレエではたまに来ていますが、オペラのライブビューイングを観るのは初!
しかも、東劇に来たのも初めてです。銀座方面で映画…となると、日比谷か有楽町マリオン、またはミニシアターなどになってしまいますからね~。

 



昨今、日本橋~銀座周辺は新しいビルが軒並み建ち、昔あったボーリング場・松竹ボウルADK松竹スクエアになったり、歌舞伎座も新しくなったり。
東劇もてっきり新しいビルに?…と思っていたら、昔ながらの古いビル。
1975年に建てられたビルなので、何気にレトロ感満載です。
劇場内もこんな感じ↓。ライブビューイングを上映するようなイマドキのシネコン感はまるでゼロで、ちょっと驚きました(笑)



昔の映画館の匂い(若干のカビ臭?)がしたり、客席の傾斜も緩く、え?コレ大丈夫?と、少々心配しましたが、椅子などは改装されて座り心地も良く、設備的には何の問題なしでした。
最初は“いかにも録音された音”でオペラを観ることに若干の戸惑いもありましたが、物語の世界に入っていくと、それも徐々に気にならなくなってきました。
METの美術も素敵で、映像は綺麗だし、カメラワークのセンスも良いです。(先日観たロイヤルオペラハウスのバレエのライブビューイングの映像が酷かったのであせる

休憩前後に入る解説やインタヴュー映像なども楽しめました。

 

 

タイトルロールを演じたディアナ・ダムラウは演出のマイケル・マイヤーから”オペラ界のメリル・ストリープ“と言われたらしく、歌唱力だけではなく、演技が上手い!アップで映し出される事が多いライブビューイングは、演技力の良し悪しも重要だなーと感じました。

今回、楽しめたので、また、来たいと思いましたが、次回のMETライブビューイングは、日本であまりかからない演目を観に来たいな♪