10月14日(日) ティアラこうとうへ。


 

楽しみにしていた、オーケストラwithバレエ『ペール・ギュント』でした。
しかも、今回は指揮が飯守師匠!とあって、更に楽しみにしていましたが、ネットで体調を崩されていたと知り、大変心配していました…あせるが、無事復活筋肉

オーケストラwithバレエは、今回で3回目。ティアラこうとう主催の公演です。
しかも東京文化会館および都内区市町村と共催し、都内各地のホールにて行われている”フレッシュ名曲コンサート”の一環となっています。
フレッシュ名曲コンサート=新進気鋭の若手演奏家によるクラシック音楽の名曲をお手頃な料金で楽しめる、庶民の自分にはありがた~い企画。
フレッシュ名曲コンサートもそうですが、今回のオーケストラwithバレエも、せめて年に2回位は開催して欲しいなあ~なんて思っています。

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フレッシュ名曲コンサート
オーケストラwithバレエ『ペール・ギュント』

 2018年 10月14日(日)15:00 開演
会場:ティアラこうとう大ホール

指揮:飯守泰次郎
ピアノ:今田篤
構成・振付:石井清子、中弥智博
管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 
バレエ:東京シティ・バレエ団

 第1部
シベリウス/交響詩「フィンランディア」

グリーグ/ピアノ協奏曲 イ短調
演奏:今田 篤

第2部
グリーグ/『ペール・ギュント』第1組曲・第2組曲
(オーケストラwithバレエ)

アンコールはこちら



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オーケストラとバレエダンサーが同じ舞台で共演する…という趣旨を考慮してか、オーケストラのみの演奏も、毎回、聞き馴染みのある有名曲。
前々回はドヴォルザークのチェロ協奏曲だったし、昨年は天国と地獄&メンコンでした。そして、今回はシベリウス「フィンランディア」と、グリーグのピアコン。
ピアノソロの今田篤さん、失礼ながら全く存じ上げない方でしたが、有名曲のプレッシャーに負けず熱演されていました。
パンフの紹介文では「江東区とゆかりのある今田さん…」とありましたが、15歳で静岡から上京されて以来、高校・大学・大学院と9年間、森下に住んでいたそうです。
(その後、ロンドンを経て、現在ドイツに留学中)

第二部のペール・ギュント。振付はシティバレエのトップダンサー、中弥智博(としひろ)さん。この曲を改めて聴くの、何十年ぶり?(笑)
バレエはペール・ギュントのストーリーに沿った構成になっていましたが、とても音楽的。振付が音楽と溶け合っていて、物語の世界に引き込まれるだけではなく、観ていてとても心地いいのです。もちろん、飯守さんの指揮も、とてもバレエを意識して振られていて、それが嬉しくなりました。
前回、シティ・バレエで観たウヴェ・ショルツの時も同じように感じましたが、音楽との調和がほんとうに見事。特にポルドブラ。
振付の中弥さんご本人から(交流会の時)伺ったのですが、中弥さん自身も音楽を学ばれていたので、音楽との調和を一番に考えて振付をしたとの事。スコアを見ながら振付を考えたそうです。

前回のウヴェショルツの時は、オケがオケピに入っていたせいか、音がやや籠って聞こえてくる感じがしましたが、今回はオケもバレエも舞台上なので、音もよく響き、美しい音楽と美しいバレエを堪能できて、幸せでしたー。

終演後はもちろん、拍手とブラボーの嵐。
飯守さん、足を悪くしていたというのに、何度もカーテンコールに応えたり、お茶目にファンサービスしていましたが、明らかに足を庇う歩き方…嬉しい半面、大丈夫かしら~?と心配したり(苦笑)

公演終了後は、ティアラ主催の芸術提携団体との交流会に参加するため、ゆ~っくり会場を後にして、B1階へ。
すると、丁度、楽屋から現れエレベーターに乗り込む飯守師匠と鉢合わせ!!
友人と共に深々~とお辞儀(本当は拝もう一休さんかと思った)をしましたが、優しそうな笑顔で手を振って応えてくださいました。友人と共に「神様だ!!!」と(笑)
杖をついていて、やや痛々しい感じもしましたが、神・オーラ半端なかった!感動!

その後はティアラ主催の交流会に参加。初めての交流会でドキドキワクワク。
すっごく楽しかったのですが、長くなりそうなので、その様子は次回UPしまーす。


そういえば、この日、ティアラで、予約済みの12月のくるみ割り人形のチケットの受取&支払いを済ませましたー。
ティアラのくるみ、先行で取ったのですが、30分電話が繋がらず、先行にも関わらずあまり良い席が取れずガックリですー。人気なのねー。わかるけど!