こんにちは、アメリカでソノグラファーをしている、みちです。

アメリカらしいな、と思う事の一つに、
「この患者は生まれてきた時の性と、現在選んでいる性が違うので呼び方(Mr./Ms.) に気をつけるように」と配慮が必要な患者さんが増えてきた事が挙げられます。もう外見だけで男性か女性を判断する時代ではなくなっているのですね。

持って生まれた性にこだわらないという点では、小学校でも男の子でスカートをはいて来る子がいたり、その子がメイクをしていても周りからそれがその子の個性だと思われていたりとかして(うちの子のクラスで以前そんな子がいたっけ)、アメリカってオープンだなぁと思います。

トランスジェンダーさんの中には性転換の一部の、ホルモン治療中の副作用らしい症状でエコー検査を受けにくる方もおられます。
読影をする放射線科医にも、元が女性なら患者に最後にいつ生理がきたか、不正出血の日数や、いつからホルモン治療を始めたのかなどを伝えておくと参考になるようです。

この仕事を始めてから、不器用な私もsmall talkが少しは上達したと思うのですが、トランスジェンダーさんや両性具有者の患者さんにも快適に検査を受けてもらえるように気を配るようにしていますウインク

性差にかかわりなく、私達はみな同じ人間で、病気で困っている時は、誰からも同じように接して欲しいですもんね。

みちのひとりごとでした照れ