超音波技師になって、早1ヶ月強。
最近少しずつ1人で患者を受け持つケースが出て来ました。

中にはDVTの両脚の検査を嫌がる患者がいて、静脈をプローブで圧迫するのを「これ以上痛い目に合わせるんなら、うちのハズバンドに言いつけてやるからな!叫んでやるからなムキー」と咎められる事も。同僚達も手が空いておらず、ピンチですガーン

そこで、”patient refused compression”と画面に残して、圧迫は取りやめ、「もうちょっとで終わるよ~」と言いながらやれるだけ精一杯の検査をし終えて、当直医に画像を見せました。すると、当直の放射線医から、「refusedという言葉は、大声で叫ばれたり、全力で抵抗した時に使いましょう。(要するに、もうちょっとカゲキなシチュエーションで使え、とニヤニヤ) それ以外の状況では、”patient uncooperative” とか、”opted out to compress”と記録して下さい」と言われました。

ソノグラフィーの画像は、いざとなると立派な法的証拠として記録に残る為、極力穏やかな表現を使うべし、という事でした。

スキャンの仕方だけでなく、病院に勤務する上での基本の「き」から学んでいる私。
時々疲れ果ててぐったりして帰宅するのですが、そんな私に9歳の息子が先日、「お母さん、学生の時あんなに勉強して、ずっとやりたかった仕事に就けたんでしょ。You should be happy」と言うんです。だから、失敗しても、基本をひとつひとつ積み重ねていき、焦らずじっくり行こうと決意したのでした。こういうちょっとした一言でも家族に支えられている事を、日々実感しています照れハート

それにしても、やっと週末だあ。
皆さまも、良い週末をお過ごし下さいニコニコ