というワケで、
いよいよ今夜、
『アナザースカイ』の放送です。
何故、
こんなにも煽っているのか、
自分でも分かりませんが、
ここでは、
旅のいちばん最初に戻って、
13年振りの、
国際線での旅の様子を、
写真でご覧頂きたいと思います。
何がまず嬉しかったかって、
羽田空港から行けたこと!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140801/01/mitz-mangrove/be/94/j/t02200168_0692052813020572705.jpg?caw=800)
最初の渡英は、
今から27年前。
そのときは、
成田の北ウィングから、
Love Is A Mystery~♪な、
それはそれで雰囲気のある、
夜間飛行(ミッドナイト・フラァァァァイト)でしたが、
まさか、
羽田からロンドン行きの便に、
乗れる日が来るなんて。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140801/01/mitz-mangrove/02/b6/j/t02200298_0519070413020572706.jpg?caw=800)
そりゃ出発前から、
自撮りしまくるはずです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140801/00/mitz-mangrove/78/62/j/t02200167_0800060913020541393.jpg?caw=800)
12年振りに取得した、
噂のパスポートを手にニヤニヤする人。
薄気味悪いです。
そうそう。
今回の渡英に際して、
いちばんの気がかりと言えば、
トイレでした。
この13年の間に、
私は歳を取り、
至れり尽くせりな、
日本のトイレ文明なしでは、
生きていけない体に、
なってしまっていたのです。
離れがたい、
日本の多目的トイレとの、
しばしの別れです。
それでも、
ハシャいでる人。
そもそも、
こんな写真を撮ろうと思う時点で、
ハシャいでる証拠です。
自分の写っていない風景なんて。
搭乗寸前まで、
ひたすら自分を撮り続け、
席についた瞬間から、
再びレンズを自分に向け続けるオカマ。
ちなみに、
ずっと得意気に被っている、
このキャップは、
今回の旅とロケに際して、
衣装のフルサワーが作ってくれたものです。
私は、
頭の鉢がでかいのか、
顔の骨格が変なのか、
とにかく小さい頃から、
キャップと言われる類の帽子が、
ほぼほぼ似合わず、
これまでの人生、
ずっと帽子にコンプレックスを抱いて、
生きてきました。
しかし今回、
どうしてもキャップを被らないと、
切り抜けられないシーンがあり、
『家政婦のミタ風で!』とお願いし、
頭と顔を細かく採寸して、
かなり特大なキャップを作ってもらったのです。
だから、
こんなにも得意気なのです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140801/00/mitz-mangrove/9c/10/j/t02200167_0800060913020541394.jpg?caw=800)
出発するワクワク感もさることながら、
悲願のキャップを被れた自分に、
テンションが上がっているワケです。
横に付いているのは、
ジャネット・ジャクソンの、
『Rhythm Nation 1814』のバッジです。
分かる人には分かるネタですが、
今回、
快適な空の旅を提供してくださったのは、
ANA(全日空)さんでした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140801/00/mitz-mangrove/a7/e0/j/t02200168_0692052813020541614.jpg?caw=800)
アメニティは、
ロクシタンよ。
シートのリクライニングは、
フラット(真っ平ら)になるのよ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140801/00/mitz-mangrove/6c/77/j/t02200293_0735098013020541929.jpg?caw=800)
スクリーン下のスペースと、
座っているシートが繋がって、
電動でベッドになるのよ。
この私ですら、
足をギリギリ真っ直ぐ伸ばして、
寝れるのよ!
国際線は、
液体物の持ち込みが、
やたら厳しくなってて、
こんな透明バッグに、
グロスも化粧水も喉スプレーも、
リキッドアイライナーも全部、
ひとまとめにしないといけないって、
皆さん知ってました?
とりあえず、
贅沢なマイ・スペースを、
10分足らずで、
自分仕様に散らかしたところで、
いざ離陸。
1時間も経たない内に、
食事用のテーブルが、
ミョーンと出てきて、
なんかいろいろ運ばれてきました。
お酒は芋焼酎を頼んどきながら、
食事は洋食にしてしまうというドン臭さ。
これって機内食よね?
いくらビジネスとは言え、
トレイに乗っかって、
肉か魚がドーン!
…という時代しか知らない私としては、
ただただ浦島太郎。
食事はほどほどに頂いたら、
とっとと寝るに限る…というのが、
13年前までの、
私の国際線での過ごし方だったはずが、
気付けば、
2時間近くのんびりと、
食べたり飲んだりしていました。
あまりにビジネスクラスには相応しくない、
どすっぴんと、
洗いざらしの髪だったので、
せめてサングラスだけはかけたままで。
食事が終わって、
トイレも済ませたら、
さあ寝ましょう。
シートをフラットにして、
布団をもう一枚借りて、
風邪引かないようにカーディガンも借りて、
ガッツリ眠りましょう。
きっとモスクワ上空辺りで、
目が覚めるはず。
いつもそうだったように。
さすが13年振りでも、
その体内時計は狂っていませんでした。
ただし、
モスクワより遥か北側のロシア上空でした。
そもそもモスクワは、
航路に入っていませんでした。
さてと。
ここから『ひと仕事』です。
なぜ私が、
あんなに大騒ぎして、
グロスやリキッドファンデーションや、
リキッドアイライナーを、
機内持ち込みしたか…。
機体が、
サンクトペテルブルグ上空に、
差し掛かる頃、
私のマイ・スペースは、
より慌ただしく、
散らかり出し、
フィンランドからスウェーデンへと、
スカンジナビア半島を横切る辺りで、
いっちょあがり。
高度35000フィートで、
初めての化粧。
これではパスポートの写真と、
違い過ぎるんじゃないかと、
不安になったものの、
寝起きなのと、
気圧の関係上、
これ以上どうにもならない。
精一杯。
あとは、
特注キャップと、
アジアの男気で、
入国審査を切り抜けるしか手立てはない。
…とかなんとか言ってたら、
またお食事が運ばれてきました。
今度は芋焼酎に合うように、
ちゃんと和食にしました。
そして、
食ったらやはり、
眠くなったので、
再び寝ました。
CAさんに、
『着陸するので、
シートを戻して、
いろいろ片付けてくださーい。』と、
起こされるまで、
寝ていました。
こんな景色も、
ほとんど見ず、
映画もいっさい観ず、
顔面をコロコロするローラーを、
機内ショッピングで買い、
あとはひたすら、
飲んで食って出して寝て、
起きて化粧して飲んで食って、
再び寝ただけで、
私の、
13年振りの、
イギリスへの空の旅は、
終わりました。
とてつももなくラグジュアリーな、
13時間でした。
頑張って大人になってよかったなぁと、
痛感した次第です。
この続きは、
今夜の『アナザースカイ』で。
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◆another sky◆アナザースカイ◆
(日本テレビ系列)
2014年8月1日(金)
夜23:30~24:00
http://www.ntv.co.jp/anothersky/
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お楽しみにー。