ハッピー・ゴールデン・ウィーク!


祝日とか、


よく分からないんですけど、


とりあえず、


街は混んでいました。





そんな中、


今日は、


東京駅から新幹線に乗り、


新横浜へ。




実家へ帰ったワケではありません。




もっとウキウキする目的が、


ゴールデン・ウィークっぽい予定が、


私にだってあるんです。




すでに、


行きの車内で、


この気合の入れ様です。





しかも、


家族連れも行き交う新幹線で、


こんな露出の高い格好で……。


綺麗でしょう?





ひとりで、


こんなバカみたいなことしていたら、


連れが到着しました。






普段は、


夜にしか会うこのない、


大きいオカマ(私)と、


大きいオンナ(小島慶子)の、


真っ昼間のお出かけです。






何がそんなに楽しいのか、


無邪気な面を下げて、


向かった先は、


フィギュア・スケートのショー。


『PRINCE ICE WORLD』。






新幹線車内の写真と、


画角がほとんど変わっていませんが、


新横浜のスケートセンターに着きました。


後ろがリンク。


氷。


結構寒い。





実は、


私、


生フィギュアを観るのは、


今日が初なんです。





愛しのTKSこと、


本田武史さんから、


『是非一度、生で!』という、


そのまま着ボイスにでもしたいような、


艶かしいお誘いを受け、





しかしながら、


このソワソワした気持ちを、


どうしていいもの分からず、




とりあえず、


『打倒!ジョニ子』をテーマに、


こんなにも寒そうな格好で臨んでみました。




寒い……。









でもキャッキャ!とハシャぐ39歳と41歳。






私たちの奥で、


せっせとに開演を待つ少女は、


先のオリンピックで、


めでたくフィギュア観戦の面白さに目覚めた、


私の姪っ子です。







あ。


始まるみたいよ。





初めての『生』に備えて、


メガネ装着。










美しいスケーターたちの、


うっとりするような滑りと舞い。




時間を止めるようなジャンプ。



私の目線の先で、


表情をつくる指先や、


内耳を駆け抜けていく、


刃と氷の音。





生だ……。




生が私を支配する…・…。




と、


官能的になっている内に、


気付けば夢から覚めていました。





『どうしよう。


生を知っちゃった……。』






まだフワフワとしている私の目の前に、


なんだか、


とんでもない人たちが……。






村上佳菜子さん。


本田武史さん。


鈴木明子さん。


無良崇人さん。






私ったら、


ただただ挙動不審になってしまい、


ひとりアホみたいなピースサインをした挙句、





『無良くんと本田さんのお尻、


それぞれに違ったヤラしさがありました。』





などと、


ドン引くような言葉をかけてしまいました。







うら若き愛しの佳菜子ちゃんには、




『活きのイイ魚のようでした。』と、





これまた、


訳の分からないことを言ってしまったような……。







『生・愛の賛歌』で、


私たちの涙腺を、


ビンビン刺激してくださった鈴木明子さんには、


以前『スポーツ酒場』で、


勝手に占ってしまった、


『2014年・鈴木明子モテ期』について、


その真偽を問われ、






『今度飲んだ時に、


私がどうにかします……。』的なことを、


つい口走ってしまいました。





私が紹介できる男なんて、


アッコちゃんの勇姿を観て、


酒焼けした声で、


嗚咽するオカマしかいないのに……。








これだから、


生は危ない。





生・安藤美姫、


生・町田樹、


生・太田由希奈も、


私の目の前を滑り抜けていきました。






少しの間、


ぼんやりしていたら、


愛しのTKSが、


私たちのもとに来てくれました。








私たちも若干、


平常心を取り戻りつつあったので、


挟み込んでやりました。







それにしても、

何なんでしょうか。




私、


本田さんを前にすると、


あるはずのない何かが、


疼くような感覚に陥るんです……。









だって。


だって!








こんな表情しやがるのよ。




私、


この人の為だったら、


毎朝お味噌汁ぐらい作れるような気がする。




この格好で……。






私が本田さんだったら、


絶対お断りですけど。










だから今夜も独り、


冷蔵庫をチョコで埋めるのです。
















皆様も、


素敵な連休を。