高熱Yeah!
ちゃんとオフの日に寝込む自分Yeah!
いまだ記憶に新しい方もいらっしゃるでしょう。
去年の8月、
真夏の女装・救急搬送から早一年です。
今回もまったく同じ症状。
詳しくは、
2012年8月20日のブログをご覧ください。
去年は、
突然の高熱に一晩中七転八倒した挙句、
薬も食料も飲み物すらない家で、
朝が来るのを待って、119番したんだった。
ホントに死にそうで、
マネージャーが起きるのを待って連絡するより、
今どうにかしないとヤバイ!と初めて思いながらも、
意識が朦朧とする中、這いつくばうようにして、
シャワーを浴びて下着を替えてから救急車を呼んだら、
後になって世間から、
『違法な救急要請』だの、『税金の無駄遣い』だのと、
エラい叩かれたので、
次、また独りで家でぶっ倒れても、
もう消防庁の手は煩わせまい…、救急病棟をざつかせまい…と、
定期的に診察と点滴を打ってもらっているプライベートドクターに、
緊急用の座薬と抗生剤を処方して頂いている。
今日も昼過ぎにいよいよヤバイかも…と察するや否や、
近所で衣装製作をしている天才服飾家のフルサワーに電話して、
食料や飲み物を大量に買い込んできてもらった。
そして夕方ぐらいには、まあ凄い熱が…。
寝てても大量の汗をかく。
全身を刺すような痛みに、一年ぶりに出す呻き声。
だけど今年はもう慌てない。
だって、冷蔵庫には、
♪座薬がある~~~♪
『病院行けよ?』って思うでしょ?
でも、2012年8月20日のブログを見て頂ければ分かるのですが、
どんなに死にあぐねて運ばれても、
『平たく言うところの、夏風邪です。』の一言で終わるのを、
私は学習したの。
夏の置き土産のように、あの男が残していった風邪が燻ってて、
先週も診てもらったばかりだったんだけど、
なんとなく予感はしてたのよね…。
そろそろドカンと来るぞ…と。
というワケで、
とりあえず座薬をぶち込み、
Tシャツを2枚重ねた上に、トレーナーを着込み、
ロングソックスを履いて、羽毛布団をかぶって寝る。
数時間で100リットルぐらいの汗をかく。
しばらくして座薬が切れ始め、
また全身に、けたたましい痛みが走る。
大量のスポーツドリンクを飲み、
何か食べて栄養補給をし、
ビタミン剤を飲み、
ガリガリ君を貪る。
そして手際よくお尻を剥き、
フラフラしながらも、手馴れた要領でぶち込む。
魔法のように熱が落ち着く。
座薬って何?
お尻の粘膜って何?
今日はオフだし、友達もいなけりゃ、電話やメールをしてくる人もいない。
少しは存在感をアピールしなきゃ!と思い、
AKBの峯岸みなみに、現状をメールする。
彼女は、かつて『ミッツさんは私が看取ります!』という意味不明な発言をして以来、
ちょっと病気になったり、どこか痛くなったりすると、
峯子の顔が浮かぶようになってしまい、若干困惑している。
そして再び寝る。
汗をかく。
起きる。
着替える。
目が冴える。
でもさ、
こんな時に独り身だと、
なかなか不安だったり、しんどかったりするのは事実だけどさ、
むしろ、
こんな時の自分の姿なんて、
絶対誰にも見せられない。
もし、この場にカワイイ男がいたら…と思うだけで、
ゾッとする。
弱って汗だくな中年の女装してないオカマよ?
この世でいちばん醜い生き物だと思わない?
そう考えると、
もし私が床に伏すようなことがあっても、
看病してもらうのは、
やはり峯子のような女子なのか…。
だからと言って、ダイアナやメイリーに付き添われたら、
3日で息絶える自信がある。
そして、男が見舞いに来るたびに、
私は這いつくばってでも、カラダを拭き、化粧をするんだ…。
なんて難儀な人生を選んでしまったんだろう。
そんなことを考えていたら、
また熱が上がってきました。
とりあえず、明日(今日)の昼までには落ち着かせないとならんのです。
去年は、それができなくて、
救急搬送された挙句、
『5時に夢中!』をお休みしてしまったのです。
奇しくも明日は、『5時に夢中!』の金曜日です。
ちゃんと男のいないオフの日に熱を出し、
誰にも見られずに座薬をぶち込む。
独りで生きてくオンナの教訓として。
家族や親のありがたさを今一度感じながら、
もうひと汗流してきます!