『中枢神経系原発悪性リンパ腫』
大切な人がこの病を罹患し、悲しみや苦しみの中、何とか情報はないかと、ここに来てくださる方のコメントやメッセージを読むたび、私自身がそうだった当時の事を思い出します。
主人の病気がわかってから
私はその病気と向き合うことで精一杯で
少しでもより良い治療をと
情報を探し、ただただできる事を模索しました。
この病気の治療を取り上げてる病院や医師の記事を探し、期待薄でメールで問い合わせしたところ
その全てからお返事をいただけたのは正直驚きでした。
藁をも掴む気持ちが伝わったのかもしれません。
でも、医学的な説明は 当時は私自身が 聞いたことのない病名のこの病気を1から理解する事からのスタートでしたので、正直、先生方からのお返事を充分理解できてなかったと思います。
「脳外科」で決めた病院でしたが 実際は「血液内科」の病気。
転院も考えましたが 色々な意味で治療を受け続けることが可能かどうか…
抱える様々な事情を鑑み、結局診断を受けた病院で継続することに決めました。
他県のどこどこに特化した病院があって、そこに行けたとしても、その後継続して治療を受けられるかどうか…
精一杯も限界があります。
それでも 主人も私も前向きで、ただ治療に専念することだけ考え、会社復帰できると信じて疑わなかった頃。
抗がん剤の怖さも、放射線の怖さも頭で分かっていても 『この人は大丈夫‼️』と、根拠ない希望と自信があったように思います。
でも、私自身、毎日 精神的にもヘトヘトになっていきました。
この一年のことは
その後備忘録として思い出しながら書いてます。
病気だけでなく、日々時間との闘いで、ブログを書くという発想も余裕もありませんでしたが、何か日々のヒントを得たく、探していました。
でも 当時、この病のブログはなかなかありませんでした。
色々探し、唯一辿り着いた ブログがあります。
アメブロではなかったのですが….
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同じようにご主人が罹患し、闘病、介護されていた先輩ブログでした。
リンパ腫と言っても 色んな型があり、主人は脳リンパ腫の罹患者で一番多いと言われている「びまん性大細胞型B型リンパ腫」(進行、中悪性度)でしたが このブログのご主人は 同じB型でも 「濾胞性リンパ腫」(進行、低悪性度)だったと思います。
なので 全てが同じではないですが、ご主人とご夫婦二人三脚の日々が丁寧に綴られていて 闘病なのに、介護なのに 読むとなぜか心が穏やかなれる。 素敵なブログです。
特に カテゴリー「車椅子で温泉旅行」がとても好きでした。
自分より大きな人の車椅子での旅行…
詳しく記されています。
私が主人と旅行ができたのは このブログとの出会いも大きかったと思います。
真似はできないけど、行く事は可能なんだと
勇気と希望をもらいました。
その後、アメブロでの素敵なブログにも出会い 自分も書いてみようと勇気をもらいました。
闘病、介護と本当に沢山の優しさと励ましをいただき、何より 私だけじゃない❗️ と、思えるのは本当に力になりました。
同じ思いの人が身近にいなくても、何処かに同じ苦しみやしんどさに負けず頑張ってる人がいる。
書くという事で自分の心を解放し、共有できる。
この場は私のなくてはならない場所でした。
関わってくださった方々
本当にありがとうございました。
心から感謝いたします。
2015年の春
近所の桜🌸見に散歩。
自力で歩けていた頃…
まだコロナなんてなかったけど、
血液内科の治療でマスク必須!
LINEで送ったメッセージです。
治ると
私が何としても治してみせる と
信じていました!
懐かしくて載せました。
このブログが少しでも
今この病で悩み苦しんでおられる方の少しでも何かのお役に立てればと思っています。
ご自身のことを第一に考え
無理し過ぎず、
心と身体を壊さず
どうぞ後悔ない寄り添いをなさってくださいね。
心から応援しています🍀