9月の診察で 血液内科の主治医から緩和ケア病院の目星をつけておくように と言われ た。

色々考えた結果、家から近いのが一番だと思い、 通ってる総合病院ではなく、自宅近くの総合病院の中にある緩和ケア外来の面談と病棟の見学(予約?)に一昨日行ってきた。

ケアマネさんも その病院から来てくれているので 何かと便利とも思う。


 主人は 緩和ケア  =  ホスビス  と思ったらしく  気持ちが落ちていたが、一応その違いを説明して 一緒に行ってきた。


担当の医師は どんなことを希望されてますか?と、穏やかな眼差しで 優しく聞いてくれたので、まだ  なんとかなるのではないかと、主治医は 再燃と思っているけど  果たしてそうなのか❓と 思っている私の気持ちが  胸の奥から溢れ出して  そのままぶつけてしまった(^_^;)


途中まで聞いたところで 緩和の医師は まだ  治療をお望みなら ここは適切ではないです。と、穏やかに返してきた😔

その落ち着いた言い方が 自分の焦りやみっともなさを 痛感させられた。


治療はしない。

出来るだけ苦しむことなくその日を迎える。  そのお助けをするところです。

そういう意味の説明された。

それはわかってる。
私もわかってる.....
わかってるよ。   

ガンだし、この病気の完治はないだろうし、老後をのんびり一緒にすごすことはきっとできない。 充分わかってるよ。

でもね、まだ諦めきれないんだよ❗️    

苦しめたくないし、苦しんでほしくない。  だけど まだ何かを諦められないんだよ‼️

そんな気持ちを抑え、口を結んで 主人の背中を さすりながら 『はい』と  かえした。 

最上階にある緩和病棟。

病院自体も建て替えて新しいので 病室も 綺麗だった。

何より カウンセリングの部屋の窓から うちのマンションが見えた(^.^)

ここなら 通える。

いつかお世話になるところか......


長い入院生活だったせいか、極力入院を嫌がる主人だけど 今以上病状が悪化したら私一人の力ではどうすることもできない。


緩和の医師に 入院のタイミングを聞くと 在宅訪問の医師に診てもらい その医師の判断で 入るのがいいとの説明を受けた。


確かに 医師に訪問してもらえると 細かい事を相談できる。


転んで 打って痛いとか、喉に痰が絡むとか、そういう事を相談できると 今でもありがたい。


主人の体調も 日によってで、食欲は それなりにあり、顔面麻痺と  歩行困難は 相変わらずだが  起きてる時間が長く、会社の人たちと話をしたり  娘たちの心配したり。  

やるべき事   が あるのが人を生かせるのかも。


色々頼りにしてみよう(^-^)



1日でも 長く......そこにいてほしいから。