太陽:いて座 お月さま:いて座 新月
(16日 10:07 ~ 18日 22:33)


新月は、18日 15:30ごろ

気持ちが意識と一緒になりやすい新月。


もうすぐ、太陽は、やぎ座に移ります。

やぎ座は、社会性、自分の立ち位置を意識します。
その前に、「準備はいいかい?準備はいいよ!」の新月です。

 

社会性の前に自分自身の「哲学」、それは何?
それを意識が気持ちに静かに問う
そんなことを雰囲気の お月さま。


思い出したので書き留めておきます。

「森友・加計学園問題」で政治がゆれています。

 

困っている人を助けたり、国民の暮らしをよくするために
使うはずの政治家としての立場や私たちが納めた税金。

それらを狡猾に利用して手に入れた人たちが作る学校で
学ぶ学生や教える先生方は、いったい、どんな人たちなんだろう。

 

昔、犬を飼っていました。


弟が拾ってきた野良犬。
とても賢くてかわいい犬たちでした。

 

そのうち1匹が、病気になりました。
ウンウンうなって、苦しそう。

 

当時、動物病院(犬猫病院)は、数が少なく
オマケに治療費は、保険がきかないからとても高価。


母に病院に連れて行って欲しいとをお願いしたのですが、しぶられてしまって
私たち兄弟は、一番近くの犬猫病院に電話しました。

 

先生の返事は、犬種を聞いた後に
「往診はできません。そんな野良犬。連れてきたら診てやるけどね。」

というつれない返事。
私は、自転車の後ろに板をのせて、犬を載せ、みんなで自転車を押して出発しました。
でも、100メートルくらい進んだところで、犬が苦しみだし、怖がって暴れたので泣く泣く帰宅。

 

それはそうだよね。
調子が悪くて不安なのに、こんなに不安定な状態で、どこかへ連れられて行くんだもの。

その後、彼女は、亡くなりました。七夕の夜でした。

 

高校生だった私は、思いました。


犬猫病院の医者は、人間じゃないから命を救おうなんて考えていないんだ。
血統書付の犬と野良犬。命に優劣があるのだろうか。
同じお金を支払うのに、どうして扱いが違うのだろう。
獣医になるくらい勉強すると、その答えがわかるのだろうか。
たとえわかっても「知りたくない」。

 

それから数か月後、もう一匹(亡くなった彼女の妹)も調子が悪くなり、
こんどこそなんとかしなければ、と強く思いました。

 

犬を病院まで連れて行くことが困難だったから、

電話帳の犬猫病院を片っ端から電話し、
とにかく、往診してくれるお医者さんをさがしました。
 

すると、
「往診しましょうか?」という先生の声。


その病院は17:00までなら往診可能とのこと。
でも、時間は、電話した時がすでに17:00すぎ。

「あなた方の地域は、車で30分もあれば行けます。いいですよ、これから行きますね。」

 

うれしかったです。


が、ただでさえ治療費が高いはず。
往診までしていただくとなるといったいどうなるのでしょう。
しかも時間外。


私たち兄弟のお小遣いで足りるのか。

 

しばらくすると白衣を着て、ぼろぼろの車にのった先生がやってきました。
丁寧に診察してくださり、点滴をしました。

「この子は、がまん強いね~。点滴、かなり痛いと思うんだ。
しっかり、なでてやっておいてね。」

と言われ・・・治療費は、驚くほどの安値でした。
人間と変わらないじゃん!(それは、母が支払ってくれました。)

 

先生をお見送りした時、妹がつぶやきました。


「先生は、本当に動物を愛しているんだね。
だって、でんちゃん(犬の名前)のこと『この子』って
まるで人間の子どものように扱っていたもの・・」

 

本当にその通りです。

 

ああ!「ドリトル先生!ありがとう!」