たまたま街を歩いていて、前から気になっていた内職の看板の事務所に入っていき、自分が健康になったときにできるように話を聞きにいきました。
細かい視力をを必要とするゴムパッキンを剥がしミスなく完璧に仕上げ合格がもらえないとお金にならず、何千個を1週間で仕上げ、800円程度にしかならないそうです。私には傷ついたゴムパッキンを見つけることができず視力的に無理だと思いましたが、こんなに時間と労力と完璧さが必要な仕事で1000円足らずにしかお金にならないことを知りお金を稼ぐことの大変さを痛感しました。
私は前職はで、覚えるのも遅くミスも最初はとても多く、今より社会的な考えなどや受け答えがまともに出来ない私だったけど、それでも続けて働くことができたのは、障害者雇用だったのと、最初は人間関係うまくいかない期間が長かったけど、それでも周りの理解があったから3年弱も働くことができたのだと思いました。
ゴムパッキンは1週間何千個を完璧にやって800円程度だけど、私は時給でそれ以上のお金をいただいていたし、賞与もあったので、ゴムパッキンも立派な仕事ですが、雲泥の差で恵まれていたことをとても感じ、多くの人が仕事をもらって、ありがたく仕事をしている気持ちがなんとなく分かってきました。
そしてさらに街を歩いていて感じたのは、みんな1人で踏ん張り、時には悔しがり、それをバネに自分の力でお金を稼いでいたりして精神的に乗り越えているけど、私は精神面でも、とくに家では自分に甘えていたり、具合が悪く働けない状態になれば家族が金銭面で援助してくれ生活費をを負担してくれたり、今まで30代までの私は家族にもたれかかって生きていると感じました。
こんなんじゃ世間は誰も私をまともな人間とは受け取ってもらえないとも思い、このままではいけないけど具合も悪くすぐに変わろうとする難しさを感じます。
今までも家にお金は入れていたけど、母に言われた少ない金額しか入れておらず、服や化粧品で少し贅沢をしていたので、これからは今働いていないけど、恵まれたことに収入はあるので、生活していくために今までよりも家に収入を入れて、贅沢はせず、家の出来る仕事を増やしていきたいと思いました。
外の仕事で、周りの人が私に教えてくれる苦労があるから私はお金をもらえていたのに、自分には観察力がないから教えてもらえるのは当たり前の様に思っている自分がいて、多くは自力で覚えた訳でないのに、立派な給料をいただいて30代までの私はお金を稼いでいれば大人になったと思い込んでいるのは大変な間違えでした。
私は本当に無知であったと涙が出ます。