2015年度の日本語能力試験が終わりました。受験された方はお疲れ様でした。
私も試験会場（蒲田の日本工科大学）へ行って参りました。N1の試験ともあって受験者の数はN2やN3の時と比べて小数でした。N3の受験者は極めて多く、N２の試験になるとぐっと少なくなり、N1はさらに少なくなるようです。試験の時間は文法読解が110分で聴解が1時間強であり、長時間の集中が必要です。
N1の模擬試験を私も挑戦しましたが文法や聴解は何とかなりますが、読解はなかなか難しく、じっくり取り組んでもとても満点は狙えないレベルです。N1では日常会話や生活に必要なレベルではなく、新聞・雑誌が読みこなせるレベルの日本語能力が求められているようです。言ってみれば、日本語で情報収集ができるレベルであり、私たち日本人と同様にテレビやネット、新聞等で必要な情報が得られるレベルです。日本に居る外国人の方は母国語に加え、英語は自由に使いこなせる方が多く、さらに高度な日本語の習得にも意欲的であり、素晴らしいです。N2やN1のレベルになると、外国人同士が日本語で会話をしているケースも多く、不思議でありうれしい気分になります。
行政書士 深田秀樹 http://fukada-ilo.com/