[新井浩文ショック]マッチポンプ・NHKには鉄槌を下さねば気が済まない

参考過去記事：

　各所で既報の通り、懸念されていた新井浩文が林遣都とダブル主演で製作された『善悪の屑』は、ことし秋の公開予定を全うすることなく公開中止の運びとなった。で、あるならばここで…今日に至るまで、いったいどれだけのDVD・動画・再放送に新井浩文ショックの影響が出たかを、まずは纏めてみようかと思う。

　・映画

　　　　『善悪の屑』　→結局公開中止。

　・ドラマ再放送

　　　フジテレビ『プライド』(2月6日？放送分)
　　　　　　　　　→新井の出演シーンカット、オープニング番組紹介にて新井の名前にモザイク。

　　　　CS映画チャンネル
　　　　　　　　『銀魂』　→番組差替
　　　　　　　『名前のない女たち』　→番組差替　　
　　　チャンネルNECO
　　　　　　　　『葛城事件』　→番組差替

　・DVD・Blu-ray発売予定

　　　【映画】
　　　　　『泣き虫しょったんの奇跡』(3/20発売予定)　→協議中
　　　　　『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(2/27発売予定)　→発売延期決定

　　　　　『散り椿』(4/17発売予定)　→協議中

　　【NHKドラマ】
　　　　『フェイクニュース』(2/22発売予定)　→発売延期

　　 【日テレドラマ】

　　　　 『今日から俺は！』(4/24発売予定)　→協議中

・動画配信

        NHK        → ドラマ等11作品　配信停止
     　フジテレビ → ドラマ等7作品　配信停止
　      TBS         → ドラマ2作品　配信停止

　      Hulu・ネットフリックス
　      →配信継続

　…どこもかしこも一律して自粛…かと思いきや、凄いのがテレビ東京。昨年10月6日から12月21日まで放送していたドラマ『このマンガがすごい！』のDVDが今月・2月13日に発売の予定だったのが、新井浩文が『稲中』の前野を演じている第9話含め、丸ごと予定通り発売するというのである。やるじゃないか、テレビ東京。

　これに比べて、NHKの何たる卑怯極まりないことか。某所でも書いたが、公開前の大々的宣伝や製作の費用回収が一切合切望めない全国公開映画の上映中止と、動画配信や再放送中止とは、損害賠償の意味あいがまるで異なるのだ。

　NHKは誰も望んでいないのに、勝手に『真田丸』全話の配信を一方的に中止した。その上で「損害賠償の検討…」などという、どの局も恥を覚えて決して言わなかったその言葉を口にしたのだ。

　自身のマッチポンプ振りを、少しは恥ずかしく思うがいい、NHK。

　取ってつけたような社会正義を強調することで、自身がコンプライアンスを遵守する集団であることをアピールしたかったのであろうが、少なくとも私の目は節穴ではない。世間を味方につけようにも、その愚行は多くの動画ユーザーから反感を買っている。

　『まんぷく』に『チコちゃんに叱られる！』そして『いだてん』…なりふり構わぬドラマ/バラエティ制作の果てに、ある時はスベりまたある時は視聴者の要求にまるで添えず空回りしたりと…最近のNHKの愚行は、思えば目に余る。

　…どこかの機会で、私はNHKに「鉄槌」を下したいと考えている。

BS時代劇「小吉の女房」　NHKBSプレミアムにて放送中

　　毎週金曜 20:00～
　　【BS4K】　毎週水曜 18:45～
　　【再放送】毎週日曜 18:45～

作：山本むつみ
音楽：荻野清子
出演：沢口靖子　古田新太　鈴木福　升毅　高橋和也　高橋ひとみ　石倉三郎　江波杏子　里見浩太朗　他

語り：春風亭昇太