理佐「梨加ちゃん~起きて?」
さっきから揺さぶってるのに起きる気配が全くない
理佐「梨加ちゃん風邪ひくよ?」
何度か話しかけてみるとやっと起きたようで
梨加「んっ……理佐ちゃん…?」
寝起きの声で私を呼んでいた
理佐「梨加ちゃん帰るよ?」
そう言って教室を出る私
梨加ちゃんも慌てて後ろからついてくる
秋と言っても冬に近い気温
並んで歩いてる梨加ちゃんが寒そうにしていたので手を繋ぐ
理佐「勉強してたの?」
そう問いかけると
梨加「部活終わるの待ってた。」
理佐「可愛い、ありがと」
梨加ちゃんは恥ずかしいのかそれ以上言葉を発しなかった
無言で歩く事五分
梨加ちゃんが手を振りほどいた
梨加「理佐ちゃん!空見て…!」
指さした方向にあるのは大きな月
理佐「綺麗だね」
口ではそう言っておくけど心の中は手を振りほどかれたショックで埋め尽くされていた
梨加「そう言えば今日はお月見だったねぇ…」
のほほんと言う梨加ちゃんに心が癒される
梨加「来年は二人で見たいね。」
梨加ちゃんがあまりにも笑顔で言うものだからつい
理佐「来年はなんて言わないで今から見に行こうよ」
なんて言ってしまった
まぁ喜んでるから結果オーライかな
私のテストの結果はお察しだけども
終わり