お医者さんには疲労で倒れた
様子見で三日程入院しなさいと言われた
疲労で倒れて入院とかあるの?
点滴打って終わりじゃないの?
そう思いながら点滴が刺さってる方の腕を見る
どこかでぶつけたのか痣が出来ていた
平手「痛い……なぁ…」
倒れた時に支えなかったからか体のあちこちが痛い
長濱「倒れるまで無理するからぁ…」
平手「ね、ねる!?いつからいたの!?」
長濱「え、今だけど……」
ノックくらいしてよ……
てか気まずい…
長濱「手、冷たい」
空気なんて気にせず私の手を握ってくるねる
平手「点滴打ってるから…」
長濱「倒れるまで気づけなくてごめん」
なんでねるが謝ってんだ。
本当は私が謝んないといけないのに
平手「私も…ごめん…ねるの気持ち考えてなかった」
長濱「ううん!いいの!それよりさ退院したらてちと行きたい場所があるの!」
平手「私と…?」
まだ私と一緒にいてくれることに安心して体の力が抜ける
グゥゥゥ
長濱「あ…そういえばな何も食べてなかったね」
平手「うん、お腹減った…」
長濱「もうすぐご飯の時間だから待ってたら持ってきてくれるよ」
そう言われて3分
営業スマイルの人がご飯を運んできてくれた
私の前に料理を置いて素早く出ていく
手馴れた感じがするなぁ
平手「いただきまーす」
平手「……………」
長濱「…病院食なんてそんなもんだよ」
平手「味濃いものが食べたい…」
長濱「ダメ、あと二日の我慢」
渋々お粥やくたくたに煮込まれた野菜などに手をつけていく
早く退院したいよ……
平手「あ、この魚美味しい……」
長濱「良かったね」
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入院しろと言われて二日目
今日もやることがないからテレビを観たり勉強したり散歩したりしてる
平手「天気、いいなぁ…」
病院の屋上に出て思う
そういえば私空眺めたの久しぶりかも
ずっと忙しかったし疲れてたから……
そんな事考えてると足元にボールが転がってきた
平手「バスケットボール……」
なんで病院に…?
?「すいません!それこっちに投げてもらっていいですか?」
松葉杖をついた綺麗な女性が手を振ってる
平手「ボール…久しぶりに触ったな…」