幸運の秘訣 「 心を整える 」

（４／１６）

 おはようございます。 

今日は、女子プロゴルファーで２００７年の賞金女王 

上田桃子　の一言 

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 【今日の一言　２０１９年４月１６日】 

「これからの目標は“心・技・体”を整えること」

 (上田桃子　女子プロゴルファー) 

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 スポーツで上達したいとき身体を鍛え、技を磨くことに力を注ぐことが優先になりがちですが、心＝メンタルも非常に重要です。

 スポーツ以外でも同様なのです。

 心を鍛えることが重要なのですが、われわれは、どうも鍛えるのではなく、弱めてしまっています。 

精神を集中させるのではなく、心を雑念や不安で一杯にしているからです。 

不安や雑念と言う感情は庭に生えてくる雑草と同じ。 

常に刈って、あるいは抜いてやらないと庭が汚くなるように、感情のままに生きていると人は堕落していくのです。 

感情に足を引っ張られないために心の雑念や不安を掃除することの重要性を認識しましょう！ 

今やるべきことで心を満たす訓練をしましょう！ 

上田桃子は、２０１４年に２勝して以降、勝ち星がなく「上田は終わった」と囁かれていました。 

そんな時、王貞治に一本足打法を授け、片山晋呉が教えを請うている荒川博の存在を知り、 ２０１６年5月から指導を受けていました。 

荒川は軸がぶれないように足元に気を集中させろと教えました。

 「気を沸き出させて打つ」「地面の力を足裏から気で感じろ」という荒川の教えに基づき、息を止めて素振り。 

通常は３０分程度しかできない厳しいトレーニングですが、上田は２時間耐えたことがあったそうです。 

荒川は周囲に「桃子を賞金女王にするのが最後の仕事、桃子を教えながら死んでいけたら本望」と話していましたが、２０１６年１２月１４日、帰らぬ人となりました。 

そんな荒川の日記にあった言葉「桃子の練習量はすごい。俺の練習にこれだけついてこられた奴はほとんどいない。…だから大丈夫」

 そして、上田は２０１７年５月の中京テレビ・ブリヂストン・レディスで３年ぶりの優勝 同年１０月のマスターズGCレディースツアー通算１３勝目 ２０１９年３月２４日のTポイント×ENEOSゴルフでツアー通算１４勝目 常に優勝を狙えるレベルまで復活してきたのです。

 「目で見えているものだけを追い求めていると、人生の半分は損するよ」（荒川博　元巨人バッティングコーチ　王貞治の恩師、元ヤクルト監督）

 「先生優勝を見せられなくてすいません。本当にごめんなさい。 　必ず優勝します。天国で見守っていてください」（上田桃子）