今日の一言 「 迷いを切る 」 | mituのブログ

今日の一言 「 迷いを切る 」

 
(5/26)
おはようございます。
今日は、東京大学医学部附属病院救急部・集中治療部部長
矢作直樹の一言。
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 【今日の一言 2015年5月26日】
「決断に迷いは持たない。理不尽な状況でも、覚悟を決めなければ
 前には進めない。『たら・れば』的な発想は現実には通らない。
 どうしようもないことを受け入れる姿勢が大事」
(矢作直樹 東京大学医学部附属病院救急部・集中治療部部長
 東京大学大学院医学系研究科・医学部救急医学分野教授) 
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  右か?左か? 決断しなければならない状況に遭遇したら、悩むもの
ですが、悩み過ぎて立ち止っていたら、助かる可能性をドンドン減らして
しまいます。待ったなしです。即断即決して結果正しい選択 だったら50
%の確率で助かるとしても、悩んでいるうちに、正しい 選択をしても助か
る確率が40%、30%と秒単位で下がっていくの です。迷っている時間
はできるだけ短縮しなければいけません。そのためには、自分を磨き、
日ごろから、自分の技量を見極め、受け入れ、 それに基づいて決断を
しなければならないのです。実力を甘く見て、 うぬぼれてはなりません。
「脳外科医の手術では、安全な状態でオペができることは、めずらし い
といわなくてなりません。予想外の危機に直面し、自分の腕一つが、患者
さんの生死を分けるということの方が多い。例えば、頭蓋骨を開 頭して脳
の表面を覆っている硬膜を開けたとたん、脳の奥の脳動脈瘤 が破裂す
る。出血源は見えず血の海になり、脳はどんどん腫れてくる。 絶体絶命
の状態です。しかし、ここで医師がひるんだり迷ったりすれ ば、それだけ
患者さんは死に近づいてしまう。こういうときはどうし たらいいか、とに
かく恐怖心を克服し、迷いも振り払って、すみやか な決断を下し、最善
の処置を実行しなくてはなりません。そのときも っとも大切なのが集中力
なのです。もっている能力のすべてを結集し て、目の前の命を救うこと
に、100%集中することです。(略) ときどき患者さんの命を預かる手術
は緊張しないのか、と聞かれます が、それを忘れるほど集中していると、
緊張などという“雑念”が脳 裏に浮かぶことはありません。私にいわせれ
ば、緊張するのは集中力 が足りない証拠で、とくにかく患者さんを救う
という一点に目的を定 め、自分をの錐の先端としてねじ込んでいくこと
です。 すると、おのずといいアイデアがわき、指先も脳の指令どおりに
なめ らかに動いて、導かれるように適切な処置、最善の手術を行うこと
が 可能になるのです」(林成之 脳神経外科医「望みをかなえる脳」)