今日の一言 「 愛の肥やし 」 | mituのブログ

今日の一言 「 愛の肥やし 」

 
   (4/14)
おはようございます。
今日は、評論家・詩人・小説家伊藤整の一言。
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 【今日の一言 2015年4月14日】
「執着やねたみや憎しみのあるところには、やがてそれをこやし
 として愛というものが咲き出るかもしれません」
(伊藤整 評論家・詩人・小説家)
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  妬み、嫉み、嫉妬、憎しみ嫌ですよね。できれば近寄りたくない感情です
ね。でも、自分の中にも、世の中にもそういう感情が渦巻いてい ます。我々
は、執着やねたみや憎しみがマイナスの感情だということ を経験的に知っ
ています。だから、そういう感情が芽生える自分に嫌 気がさしてきます。
「自分はダメな人間だ」「素晴らしい人は、こうい う感情は芽生えないんだろ
うなあ」と情けなくなるものです。しかし、 それは、誤解です。聖人・君子と
言われる人でも、人間ですから嫉妬 や妬みという感情はあるのです。一般
の人は、妬みや嫉妬という感情 が物事をいい方向には進ませないことを
知っているレベルですが、そ ういう人たちは、妬みや嫉妬という感情にうまく
対応し、流されることがないのです。一般の人は、自分の中の妬みや嫉妬を
無視しようと します。抑え込もうとします。こういう対応は、妬みや嫉妬を増
幅さ せます。小さなバネを上から押さえつけることで反発エネルギーを生み
出してしまいます。うまく対応できている人は、妬みや嫉妬の存在 を真正面
から認め、向き合います。バネを伸ばして、縮むエネルギ ーを発生させる
ような対応です。何故そういう感情になったか原因を 考えます。そして、どう
対処すべきか自分の中で納得できる答えを導 きだしているのです。感情を
自分そのものと思ってはいけません。む しろ他人と思って話し合い、相談し、
よりいいと思う方向に導いてあ げましょう! 何が自分にとってベター・ベス
トなのか? 妬み・嫉妬する人のように自分がなることが本当に自分のため
になるのか?  自分に幸せをもたらすのか? よ~く考えてみましょう! 
妬みや 嫉妬の原因となっているものが、将来の自分に何ももたらさないと
い うことがすぐにわかるはずです。こういう感情の誘導が何に基づいていると
思いますか? 「愛」ですよね。マイナス感情に対する「愛」 です。マイナス
から愛が生まれるのです。だから、マイナス感情も有難いことと知るように
なるのです。
「嫉み心は友愛によって壊される」(ラ・ロシュフコー 文筆家)
「気をつけなさい。憎しみ、恨み、ねたみといった感情は、すぐにあなたの
潜在意識に記録されてしまいます。常に愛と善意の気持ちを忘 れないよう
に」(ジョセフ・マーフィー 啓蒙家・教育家)
「会社において、定年までつつがなく、大過なく勤め上げようという人ほど、
妬み、そねみの気持ちを持つことが少ないのではないでしょ うか。逆にやる
気がある、上昇志向の人ほど、そういう気持ちを抱く のだと思います。だか
ら、そんな気持ちを持っていると認めたうえで、 自分にはまだやる気がある
のだと、肯定的に考えた方がいいと僕は思 います」(姜尚中 政治学者)
「心配ごとに次いで、不幸の最も強力な原因の一つは、おそらくは ねたみ
である」(ラッセル 「幸福論」)
「ほかの人をうらやむことは、自分自身の善を否定することであり、 自分
自身を貧乏にすることです。妬みはエネルギーの浪費であり、私 たちの
繁栄にとって破壊的なものなのです」(ジョセフ・マーフィー)