今日の一言 「 何のため 」 | mituのブログ

今日の一言 「 何のため 」


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(10/16)

 おはようございます。

 今日も、経営コンサルタント船井幸雄の一言。

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 【今日の一言 2013年10月16日】

「なぜ人は働くのでしょうか?

 その理由のひとつは『お金』のためでしょう。

 人は働き『お金を』得なければ、

 食べていくことが出来ません。

 しかし、働く理由が『お金』だけになると、

 人は生きていく方向を見失います」

  (船井幸雄 経営コンサルタント・実業家)

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 働く理由がお金のため、生活のためだけだったら、

すごくもったいないと思うのです。

 働くことは辛いというのも、ものすごくもったいないことです。

 働くことを義務=苦しみの一部として捉えるのではなく、喜び

として捉えなおすべきでしょう。

 人間の欲求には、安定した生活を維持したいということのほかに、

仲間を持ちたい、仲間の役に立ちたい、そして仲間から価値ある

存在と認められたい、自分の能力を発揮して創造的に活動したい、

良心を実現したいというものがあります。

 人間により大きな満足を与えてくれる、こうした欲求は、働く

ことなくして得ることは難しいですよね。

 働くことを通じて、こういう欲求を満たしていくことが幸福を

もたらすのだと思います。

 働くことで得られるお金以外のものは人生の大きな宝です。

 大切にしたいですね。


(以下、お時間のある時にどうぞ。朝日新聞「天声人語」より)

 たしか、ロシアの作家ドストエフスキーの「死の家の記録」

だったと思う。

囚人に苦役を科し、土の山を別の場所に移し、またもとの山に

戻すといった仕事を繰り返させたら、数日で首をくくって死ぬだろう、

といっている。

 これほど残酷な仕事はない。目的や意味があれば、たとえ苦しい

ことでも我慢する。だが、まったく無意味なことを自分で知っていて、

しかも努力することはできない。それを強制されれば、ついに自分が

自分自身に反抗するようになる。

瀬戸内海の岩国で魚をとる人たちのニュースを読んで、思わずこの話

を連想した。

 岩国では汚染源の東洋紡の工場が、海でとった魚をすべて買い上げる

ことにきめた。

明け方、漁船が帰ってくると、工場のトラックが待っている。

魚種ごとに魚の目方をはかったあと、工場にはこび、タンクに汚染魚

を捨てる。悪臭を放つ魚に、市場値の金が払われる。

 はじめのうちは、取れば取るほど金になるので、精を出して出漁する

人もいた。が、やがて漁師たちの疑いがふくらんでくる。

毎日、海に出るのは、捨てるための魚を取るためではない。

金になりさえすればよいと、いつまでも割り切れるものではない。

たとえささやかでも、自分の仕事に何らかの意味がなくては生きていけない。

「何のための人生か。漁民だっておいしい魚を食べてほしいのだ」

「情けのうて涙が出ます」と口々に訴える声は胸をえぐる。