今日の一言 「 道を拓く法 」 | mituのブログ

今日の一言 「 道を拓く法 」


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(10/15)

 おはようございます。

 今日は、経営コンサルタント船井幸雄の一言。

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 【今日の一言 2013年10月15日】

「いま、『働くことが楽しくない』と思いながら働いている人

や、働いていない人、ものは試しだと思って、一生懸命

ガムシャラに三年間働いてみてください。
まず働くことが楽しくなり、きっと自分の道が開けるはずです」
  (船井幸雄 経営コンサルタント・実業家)
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好きな仕事が天職、好きになれそうもない仕事はそうではないと

いがちですが、本当にそうでしょうか?
孔子は、「五十にして天命を知る」と言いました。
十五歳で学問に志し、三十になって独立した立場を持つようになり、

四十になってあれこれと迷わなくなり、五十になってやっと天命を

知ることができたというのです。

 孔子を持ってしても、この人生で何を目指すべきか五十歳まで

わからなかったのです。

四十歳までは、あれやこれやと迷っていたのです。

凡人であるわれわれが、あれこれ迷うのは仕方ないことですが、

まずは、目の前の仕事の中に情熱を傾けたくなる何かを見つけ出す

ことが大切だと思います。

「人は極端になにかをやれば、必ず好きになるという性質をもって

ます。好きにならぬのがむしろ不思議です」(岡潔 数学者)
「今の仕事を好きになれないのでは、違う仕事に就いても好きに

なれない。
今の仕事に一生懸命になれないのでは、違う仕事でも一生懸命に
なれない。
今の仕事を好きになって一生懸命やったとき、次なる道が見えて
くるものだ。
そもそも天職はなるものじゃない、気がついたらなっているものだ」
 (スティーヴン・ウィリアム・ホーキング)


(以下、お時間のある時にどうぞ)


日本のオーダーメイド靴界における第一人者山口千尋のお話

「靴に巡り会った瞬間に『これは一生だ!』ってなったのかと

言うと、そうじゃないんです。
巡り会って、それがわかるようになるまで6年間なりの時間が

かかって、で、『これは面白いぞ』と思ってから、なおかつ、

もう1歩自分で進めてみようと思って、イギリスに渡って。


で、やればやるほど、だんだんすごく魅かれていって、最後、

手製靴というものに巡り当たった時には、『ああ、やっぱりこれ

って、自分が一生やっていい仕事なんだな』って、そこでやっと

発見したんです。何年もかかって。
どんな人でもそうですけれども、『これをやっていれば、俺は

一生満足なんだ』っていうその世界に、1歩も入らずにそのこと

に憧れるのはナンセンスだと思います。
とにかく、まず今、自分がいる場所にちゃんといて、そのことを

ちゃんと経験してみてから、次の1歩を決めるべきだと思うん

ですけれどもね。
それを、小説を初めから終わりまで読み終える前に次の本に移って

るようなことをするのは、もったいないなっていう気がします。
どんなことでも、これは仕事でなくても遊びでも、ある程度、

勉強しないと面白くないんです、どんなことも。
その勉強の時期を超えないで、もう飽きちゃったからやめると

いうのは、つまらないことを繰り返しているなと」

(山口千尋 靴職人)


山口千尋は、日本人ではじめて英国の『ギルド オブ マスター

‐クラフツメン』の正式メンバーとして登録された人物です。

履きやすく、心地良く……、ただそのことのみを見据えて邁進する

何千年と続く靴職人たちの叡智に触れ、その魂を自分のものとした

山口ですが、意気揚々とイギリスから帰国した山口の前に、日本の

現実が冷たく横たわっていました。
日本では、靴は消耗品。履き潰して捨てるものでした。しかも皆、

自分の足に合う靴を選んでいるとは限らない現実。せっかく磨き

上げた腕を振るう場所がない山口は、履く人の当てのない靴を作り

続けます。

技術の限りを尽して。

売れる当てもなく、サンプルとして飾っておくと、

ある日、ひとりのお客が現れました。
「この靴が欲しいんだけど、サイズはある?」
「それは一点ものなので、あなたの足に合わせてお作りしますよ」

「………」

そんなことが、ちらほらと起こり始めます。

「サイズを幾種類か、作り置きしとくべきかなぁ……」

山口は、ぼんやりと考えて、「いや違うと気づきます」

「履いてもらおうとすると合わせないといけない、という当然あ

 るべき宿題がそこにあって……、それを無視して作っても仕方

 がない」

「本当に良い靴は、その人の足に合わせて作るもの! ビスポー

クこそが、靴職人の究極の仕事。こんな真っ当な真実を忘れか

けていた。人の足は、千差万別。ひとりひとり違うどころか、

右と左でさえも違うもの。一つ一つの足に合うものを、一つ一

つ手造りしてゆくしかないのだ……」

良い靴を理解した顧客が増えてゆく。

「喜んでもらった時、物を生み出す者にとっての存在理由という
 か、クラフツマンとしての居場所を見つけました」
山口は、そう悟った瞬間をそう語った。

一足40万円もする靴ですが山口のもとには、引きも切らずお客

が訪れます。その数は、年間300足を超え、ビスポーク専門の

店の評判は着実に広がっている。
「続ける才能さえあれば、他のどんな才能も凌駕する時は必ず来 
 る」(山口千尋 靴職人)