ぼくに炎の戦車を 韓国公演 (2/3最終公演) | mituのブログ

ぼくに炎の戦車を 韓国公演 (2/3最終公演)

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2日続けての同じ劇の観劇。人生ではじめてです。日本で初日を観て、3回も観てしまうなんて、自分でも本当に不思議です。どんなにこの劇に惹きつけられてしまったのでしょうか。でも、初公演、昨日、最終日とどんんどん劇の中身が深まり、進化しているのがわかります。始まり方も毎回違い、一工夫があります。昨日は直樹は、オルガン演奏時かなり間違いがあっのですが、今日はうまく弾けていたり即興の場面に色々遭遇します。昨日、スンウは綱渡りをはらはらしましたが失敗なくできました。今日は最初失敗したけど、2回目、3回目はうまくできていました。旦那さんは、盛り上げるための演出だろうと言っていましたが…。私はそんなことはない、毎回毎回、真剣勝負で綱渡りに挑んでいると思いました。最終日のフィナーレは、劇中では足をひきずっていた香川さんが、足を元気に動かしてみせて盛り上げたり、これまで表に出てこなかった演出の鄭義信さんも舞台に呼び出され、出演者の皆さんと喜びを一にし、出演者の皆さんから胴上げを受けていました♡最終公演はやはり本当に盛り上がりますね。日本で初日を観た後は、「友情を大切にしたいな~」、と思いましたが、今回は、反発し合っていた大村清彦・明彦親子が、お互いの心情を吐露し、お互いの心が通じる場面をとおして両親をもっと大切にしないといけないなあと思いました。両親がいないとこの世に自分は存在していないし、そして二人が出会っていなければ、こんな感動・幸せを感じることができなかったのですから…。「明日が見えない時代であるからこそ、希望を謳わないといけないと思うんですね」「過渡期である、行き先が不透明な現代社会においては、絆や連帯、個と個を結ぶ新しい共同体意識が強く希求されはじめました。…男子党の人々が生きた歴史は決して豊かだったとはいえません。ただ、そんな彼らの生活を支えた人と人とのつながりには、僕らが明日を生きるヒントが隠されていると思います。『ぼくに炎の戦車を』は、僕がひとりの作家として、そのヒントに向かい合った作品でもあります。いつでも心に炎をともし続けよう」(鄭義信)「他国を理解するもっとも深い道は、科学や政治上の知識ではなく、宗教や芸術の内面的理解である」(柳宗悦 民俗学者 直樹のモデル)観れば観るほどいろんなことを考えさせられ、感動が深まります。日本人と韓国人がもっと理解しあい、もっともっと仲良くなれるといいなあと心の底から祈りました。私も、いつも心に温かい思いやりの炎、友情・愛情の炎を燃やし続けていきたいと思います。会場をでたら、一面の銀世界。劇を観たみなさんの心が綺麗に洗われたことを証明するかのような美しい情景です。過去辛い思い人をした人たちのこと、そして、その歴史を乗り越えて、仲良くなりたいという願い、直樹とスンウが育ちや立場を乗り越えて義兄弟の契りを結んだあったかい思いを、ずっと忘れずに、心に刻みつけていたいです。雪で滑りやすくなった下り坂。慎重に足を運びながら駅に向かいました。いつか、再演されるといいなあ、また観に行きたいなあ。この劇に出会え、わざわざ韓国まで旦那さんと観劇するために来れて、数々の感動をいただき、感謝一杯の千秋楽でした♡