今日の一言   「 心の障害者 」 | mituのブログ

今日の一言   「 心の障害者 」


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おはようございます。
今日も、大石順教の一言。
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  【今日の一言 2012年12月11日】
 『あなたはできないと言うが、
できないのではなくやらないだけ。
やらなくてできるはずがありません。
人間、やればできないことはない。
“できない”と“やらない”を混同してはなりませんよ』
(大石順教  口筆書家・日本画家、尼僧)
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日本画家・南正文は、小学3年生の時に事故で両腕を失いました。
悶々とした毎日を過ごしていた中学生の頃、大石順教に出会います。
「『あなたは絵を描きなさい。よかったら私の弟子になるか』と
誘ってくださいました。ただし、それには条件がありました。
堺から京都まで一人で来ること、絵を描くこと、それも足では
なく口で描くこと。この三つが守れなくては弟子にはできない
とおっしゃるのです。
堺から京都まで5回乗り換え、片道3時間の道程を本当に一人
で行けるのか、肩にかけた鞄(かばん)を途中で落とすことはない
だろうか。あれこれ考えていると不安で仕方ありませんでした。
問題は切符です。靴にお金を入れ、切符売り場の駅員さんに足で
差し出す方法も考えましたが、物理的に難しいと分かりました。
残る方法は、ポケットにお金を入れ、改札口の乗客を呼び止めて
切符を買っていただくことです。
事故以来、すっかり引きこもりがちになった私ですが、順教先生
の顔を思い浮かべては気持ちを奮い立たせ、見ず知らずの人に声
をかける決心をしました。反応は様々でした。気持ち悪いと逃げ
去る人、怒り出す人、逆に親切に切符を買ってくださる人、中には
行き先は反対方向なのにわざわざ次の乗り換えの駅まで付き添って
くれる人もいました。
やっとの思いで京都に着き、順教先生の顔を見るや、『あんなことも
ありました。こんなこともありました』と堰を切ったように道中の
出来事を話しました。先生は『いろいろな人に出会えてよかったな』
と笑顔でおっしゃった上で次のように話を続けられたのです。
『切符を買ってくれた人はいい人、買ってくれなかった人は悪い人
だと思うだろう。でもそうじゃない。買ってくれた人も、買ってくれ
なかった人も、あなたには皆先生なんだ。世の中に出たら、黙って
手を差し伸べてくれる人ばかりではない。いろいろな人がいることを、
神仏はその人を通してあんたに教えてくれているのだよ』と」
南は、自分で切符を買って一人で列車に乗るなんてことは、到底
できないことと思いこんでいたかも知れません。
でも、弟子入りにさせてもらいたいという熱い思いが、チャレンジ
する気持ちを引き起こし、人の助けや苦労はあったけれど、それまで
不可能と思えたことができたのです。
スムーズではないかも知れないけれど、やればできるのですね。
そして、続ければ、少しずつ上手くなるのですね。
「人に甘えて“私にはできない、やれない”と言っている人は、
 体は健全であり成長していても、心の障害者である。
 体の障害はいたし方ないけれども、
 心の障害者になってはならない」(大石順教)



私には耳が痛い言葉です。そして、先生の言葉がとても胸に沁みました。心の障害者にならないように心がけたいな、と思います。皆様、本日も充実した一日をお過ごしくださいね♡