今日の一言 「 思いやり 」 | mituのブログ

今日の一言 「 思いやり 」


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おはようございます。
今日は、二宮尊徳の一言。
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  【今日の一言 2012年11月27日】
『交際の道は、将棋や囲碁の作法を手本にするのがよい。
将棋の作法では、実力のある者は、対戦相手の力に応じて持ち駒を
減らし、相手の力とつりあう条件にしてから、さすということになっている。
これは、人が交際する上でも必要な作法である。
自分が豊かな財産を持ち、才芸に恵まれ、学問がある場合、
交際相手が貧しければ“豊かな財産”という持ち駒を外して
交際しなさい。
また、不才・無芸な相手なら“恵まれた才芸”を外し、
無学な相手なら“学問”を外して交際しなさい』
(二宮尊徳 農政家)
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ついつい、この逆をやってしまいがちですよね。
「自分を高く見せたい」、「優越感に浸れる優位な立場で交際したい」
と人は思うものですからね。
でも、それでは片方が気持ち良くても、相手は面白くありませんね。
学歴を鼻にかけたり、裕福であることを鼻にかけたりする人は、好かれ
ませんね。そんな人とは息苦しくて交際が長続きしません。
交際するには、対等な関係が一番です。
二宮尊徳は、江戸時代の後期、大飢饉で農村が疲弊しきっていた時代に
600以上の村々の再建を手がけます。
飢饉で生きる希望を無くし、向上心・労働意欲も無くし、ばくちがまん延する、
貧しい農村を立て直すには、まず、人心を立て直すことが重要だったのだと
思います。
そのためには、話を聞いてもらう必要があります。そして、自分のことを信じ
てついてきてもらわなければ話になりません。
今日の一言は、そんな実践経験に基づく一言なのです。
言わんとしているのは、相手への思いやりでもあります。
相手のレベルに合わせることにより思いやりを実践したのです。
相手のレベルが高いときは、卑屈にならず、逆に2目も3目も
置かせてもらって接すれば良いのです。
「大道は、たとえば水の如し。道徳は世の中を円滑にする。だが、
 これを書物に書くと、役に立たない。たとえば水の氷りたるが如し。
 もと水に違いないが、少しも流れず潤わさない。水の用をなさぬ。
そして書物の注釈というものは、氷に氷柱の下りたる如く、氷のとけて氷柱と
なったのと同じ、世を潤わさない。
氷となった経書を役に立てるには、心の温気で解かして、元の水として用い
なければならない。温気なしで氷のまま用いて水の用をなすと思うは、愚の
至りである。学者が世の役立たずなのは、これが為なり。ゆえに我が教えは
実行を尊む」(二宮尊徳)



二宮尊徳さん、なんだかとっても難しい言葉でなんだか素晴らしく良いことを言っていますが、簡単に言うとそれぞれの立場を想像して、すべての人に対し思いやりを持って、あったかいで心で接する、と言うことなのかな、と思います。皆さま、本日も出会うすべての人にあったかい思いやりの気持ちで接することができると良いですね♡