業界では、20階建て以上のマンションを「超高層マンション」と分類しています。最近では、マスコミがタワーマンションと呼ぶようになっています。言葉短縮のお好きな人は「タワマン」と呼ぶようです。
とまれ、昔は稀少だった超高層マンションも、東京ではごく普通になってしまいました。とはいえ、歴史は浅い。建物が完成してから何十年も経っていません。このため、分かっていないことがまだ沢山あると言われます。
ゆえに、超高層マンションに恐ろしい欠点があると言ったら、きっと驚くに違いありません。
そうでなくとも、昨年発生した東北・太平洋大地震で大きな揺れに恐怖を味わった人やエレベーターが止まって行動を制限されたりと、超高層マンションに対する見方がネガティブになっただけに、何があるの?と一瞬思った人もあるのではないかと思います。
●超高層マンションの病理現象?
さて、これは超高層に限らないのですが、10階程度の高層マンションでも、そこに住まう人の中に、流産する女性が多いとか、子供の外遊びが減って体力が向上しない、高所恐怖症ならぬ高所平気症の異常な子供が育っているなどといった、病理学的な研究結果が何度か発表されてきました。関連書籍が昨年あたりにも販売されています。
●修繕費が高い?
また、超高層マンションは大規模修繕の時期が近付くと、積立金が足らなくなり臨時の集金が行なわれるなどといったうわさもあると聞く。超高層は、足場を組むだけでも多額の経費がかかるからというのが根拠だが、本当のところは分からない。
●超高層マンションの値下がり原因は?
1990年代に入ってから急速に増えた超高層マンションですが、中古市場では物件個々の騰落に随分大きな差異が見られるようです。ある物件は、分譲時の価格から30%以上も高い値が付き、別の物件は半値になっている。この差は、どこから来るのでしょうか?
超高層マンションということだけで値打ちがあった時代は、もう遠い昔のことになってしまったようです。一般マンション同様に、超高層であること以外の別の要素、すなわち立地条件や環境、建物の構造・設計・デザイン性(プランニング)などの際立っているものだけが値上がりしているのです。
もちろん、超高層ならではの眺望の良さが今も阻害されていない住戸であれば、他の条件がすべて同じと仮定したら、その分がプラス要素になることは間違いありません。
最近は、超高層ばかりが林立して、購入した時は素晴らしかった眺望がすっかり悪くなってしまったマンションも少なくないのです。それが価格に反映されます。環境の変化がマンションの価値を下げてしまう典型です。今後も、同じようなことが起きるのだとしたら、分譲時にVIEWの価値を価格に大きくオンしたような部屋は選ばない方がいいのかもしれません。
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