さてさて・・・
去年、半月板損傷と十字靭帯を損傷して半年近い月日が流れ
漸く、跛行も目立たなくなり始めた
ヨガ解禁となり、初のヨガと向き合うためと
山も少しずつ開始できるかと、とあるイベントに参加した
前夜発で出発・・・
空は残念な事に泣いていた・・・
高尾山の近くにある、
予約しておいた日影沢キャンプ場に向かう
日ごろの行いが悪いのか
前日まではあれほど暖かかったのに
今日になって気温もぐっと下がり
冷たい雨が降る寒々しいものとなってしまった
途中から道も補足悪路となっていたが
ついてみれば、整備されたキャンプ場だった
誰もいない 雨のキャンプ場・・・
日影沢キャンプ場 ←詳しくはクリックしてください
予約を取ったのは８組あったというが
我が家以外、誰も来なかった・・・
そして容赦なく降っていた雨は、
次第に雪に変わっていった
夜中 音が消えた・・・
風もなく 静かな時がテントを包む
外に出てみると そこには
ほのかな月明かりに包まれた闇があった
おぼろげな月のやさしさとは裏腹に
冷たい空気が纏わりつき 早々にシュラフの中に潜り込んだ
静かな朝とともに
凍ったテント場が逆戻りした冬を感じさせる
早々に支度をして、高尾山口駅へと向かった
まだ、膝が完全ではない事もあり
下から歩くことはせず
ケーブルカーを利用することにしたのだった
登山の格好というよりも
メインはリトリートヨガをするため服装だ
それでも、寒さ対策はばっちり！
動けば汗が出てきそうだった
高尾山口駅より５分ほどの所に
「清滝駅」というケーブルカーの山麓駅がある。
ここから、山上駅の「高尾山駅」まで行き
そこから、目的の薬王院までは２０分ほどだという
梅の花が青空に映えて春らしい陽気を感じる
しかし、日陰は冬の吐息を感じるほど冷たかった…
春の陽気の梅の花
高尾山とリトリートヨガ
ープログラムー
デトックスを促すヨガとマントラやキールタンを
組み合わせた特別プログラムを堪能する
デトックスを促すヨガとマントラやキールタンを
組み合わせた特別プログラムを堪能する
山上駅「高尾山駅」
地面に雪はないものの
ケーブルカーから降りてみれば 景色は一変し
一気に冬へと引き戻されてしまったようだった
それにしても、昨日の雨が嘘のようだ
空は眩しいほどの笑顔と
霧氷花を満開にさせて迎えてくれた
薬王院でのヨガと、初めての高尾山が楽しみだった
どこか、関西の金剛山にも似たところがあるが
昔の信貴山のようでもある
駅から延びる参道には 都会的な感じがあり
山頂というよりも、観光化された感もあったが・・・
さる園 野草園
浄心門
右は４号路 門の左側の細道は３号路へ
今回は浄心門をくぐって真っすぐ進む
１号路の参道
左＝男坂の階段道 右＝女坂は緩い坂 の分岐
１０８の煩悩を１段ずつ消して登る男坂となだらかな女坂
どちらを選ぶべきか・・・
当然、膝に優しい女坂！迷わず進んだ
雪景色の女坂
天狗の腰掛杉
薬王院の入口に立つ威厳に満ちた楼門
今回は落雪の恐れがあるため、通行は禁止となっていた
９時２０分にこの山門前で
ヨガのメンバーと待ち合わせをしていたが
まだ４０分ほどある・・・
先に山頂へ行ってみる事にした
境内からみた山門
黒光りの参道・・・
舗装されたところは不気味な光を放っている
早朝という事もあり、まだ、凍っているところがある
あちらこちらで、叫び声を聞く・・・
用心して歩かないと、転倒してしまうし、表面は解けてビチョビチョ
大変なことになりそうだ・・・
それでも、景色に目を奪われて 足を滑らす人が多数
罪な景色だ・・・
仁王門
整備されているけど
今日はバリバリに凍っていて 用心して歩く
さて・・・
最後の坂道の先にあるのは・・・
霧氷の下をくぐれば・・・
高尾山山頂 599ｍ
一度目の高尾山山頂は
人もまばらで静かだ
青空と霧氷のコントラストがインパクト強く迎えてくれた
霧氷の花見
これはほんの一瞬の事
昼にはすべて消えてしまっていた
富士山がその姿を見せてくれたのもまた
一瞬の事のようだった・・・
高尾山山頂を踏んですぐに引き返し
待ち合わせの山門へと急いだ
高尾山大本坊
大本坊の境内
ここで リトリートヨガと精進料理を楽しむ・・・
どんなヨガを愉しめるのかと心が騒ぐ
沈めなければならないけど、やはり心は落ち着かない
精進料理は ヨガに通じるものがある
素材の味と、お肉を感じさせる素材？
これは何なのかと、みんなで考えるが、わからない・・・
きっと大豆なのかも・・・
自然の土から生まれた幸を頂いて堪能した
ヨガ三昧と祈祷
そして、みんなと登った高尾山
合わせて２度登った山頂は
朝と昼では様相が変わっていた
霧氷の花見と
雪を落とした梢から覗く山々に
豊かさを沢山もらった日になった
感じたもの・・・
ヨガも山も復帰できそうな予感・・・
以前のようには体は動かないけど
あきらめる必要はなさそうだった
少しづつ、したいことをしていける自分を
これからも大切にしたいと思った
