6月になって気が付いたびっくり音譜

 
我が家の庭に新たな訪問者がいた!
 
狭い庭の隅でひっそりと
肩を寄せ合うように咲いていたのは

ムラサキカタバミだった

 
 
ムラサキカタバミ
分類:カタバミ科カタバミ属
学名:Oxalis debilis var. corymbosa
別名:キキョウカタバミ

開花期:5月~10月頃

南米原産の帰化植物
 
江戸時代末期に園芸用として持ち込まれた
熱帯原産なので、関東以西の暖地に分布されている
 
しかし、暖冬の影響もあるのだろう
人の行き来も多くなったこの時代
だんだん、北への進出もチラホラとか・・・
 
今では雑草扱いとなっているが、
逞しく生きている!
 
 
逆境にも耐え、解き放されたように
自由に野生化したという感じがする!
 
まぁ~ 地下に鱗茎を作って増えるため
もともと、根絶が難しい植物だ!
 
特に温かい南の島沖縄では、旺盛に繁殖し
留まるところ知らずで、
特に畑では、被害をもたらしているという
強害草の一員になってしまっているようだ
 
花の姿は 
ピンクや紫色のかわいらしい花である。
その花の色から
キキョウカタバミとも呼ばれている
 
花言葉:輝く心、喜び
 
 
カタバミの種類は多い
その中でもイモカタバミというお花は
パッと見ただけでは、見間違えるほどよく似ている!
 
ただ、雄蕊の葯の色で見分けることが出来るので
花の中心を注目するとすぐに見分けられるチョキ
 
サーチムラサキカタバミの雄蕊の葯の色は
サーチイモカタバミの雄蕊の葯の色は
 
 
 
そのほかにも、葉っぱなどから見分けられる

イモカタバミの写真が無い!

ないので参考までに・・・口笛 左下矢印

             左下矢印

イモカタバミとは?(ムラサキカタバミとの見分け方を少々)
南アフリカ原産の仲間で、やはり観賞用としても多く栽培されている。
別名:フシネカタバミとも呼ばれている
葉は3枚でハート形をしており、花びらは5枚。
雄蕊は黄色!
花よりも葉が大きくなっている。
ムラサキカタバミよりも濃いピンク色の花を咲かせ、
花の中心部はさらに濃い色をしている。
花は4〜10月に咲き、葉にはツヤがあり肉厚です。
花弁が白色のものもあり シロバナイモカタバミという

 

詳しくお知りになりたい方は…

 

分かり易く説明をしているサイトを

見つけたのでご紹介します

下矢印

 

見分け方のサイト

イモカタバミとムラサキカタバミの見分け方を分かり易く説明しているサイトです
 
↑クリックしてください

 

 

 
虫めがね

 

 

 

オキザリス

(オオキバナカタバミ)

 

カタバミは小さい花だが
その中に大きく美しい姿をしたものがある!
 
それはオキザリスと呼ばれ、
ガーデニングプランツとしても利用されている

 

 オギザリス

カタバミの園芸品種
 
 
 
4月頃になると人家の庭に、
黄色い大きな花を咲かせたオオキバナカタバミを目にする様になる
 
これも、園芸用に栽培されたオキザリスの一種で
オギザリス・ペスカプラエとして売り出されている
 
オギザリス・ペスカプラエ(オオキバナカタバミ)
 
 

 

虫めがね

 

 

カタバミの話

 

 

道端や畑、草原などに、春から秋にかけて

黄色く小さな花を咲かせるカタバミの花がある。

 

同じカタバミの名前がついていても

黄色の小さい花のカタバミは 日本在来の植物である

ムラサキカタバミやイモカタバミとは出身が違う!

 

 

カタバミ
学名:Oxalis corniculata
分類:カタバミ科カタバミ属
別名:片喰・酢漿(カタバミ)
   黄金草、鏡草、銭みがき、酸葉
   しょっぱ草、すずめぐさ、ねこあし
   もんかたばみ
分布:日本全土
開花期:5月~9月と長い間咲く
 
花が咲く前の葉だけの時は 
クローバーと間違えられることがあるが
カタバミの葉は、ハート形を三つ組み合わせた
均整の取れた葉の形をしている
 
この葉の形は、家紋によく用いられており
カタバミは日本の十大家紋の一つである。
 
繁殖力が旺盛で絶やす事が難しい事から、
武家では、お家が絶えず続く様にと
子孫繁栄を願っての事であるという
 
また、カタバミの葉は酸を含む
その為噛むと酸っぱい味がする
カタバミの葉を揉んで10円玉を磨くと
ピッカピカになったものである
 
カタバミの葉に含む成分は
シュウ酸、クエン酸、酒石酸である
特にシュウ酸多い!
 
カタバミの花がシュウ酸を大量に含んでいるのは、
虫に食べられないようにするためのものだ
 
決して、
磨き粉の役割をする為ではない!
 
それでも、それを利用する
昔は、金属や鏡、仏具を磨くために用いられていた!
その為、黄金草鑑草の別名で呼ばれていた
 
それだけではない カタバミを知ると面白い!
 
カタバミは節約家でもあるという
エコともいうべきか・・・
 
カタバミは、夕方になると葉を閉じ
が当たると葉を広げる
開いたら、開いたまま!
という事はしないのだ
 

夜間の放射冷却によって熱が逃げないように

夜は葉を閉じると考えられている
熱エネルギーを無駄にしないのである!
 
また、葉ばかりではない、
花も閉じる!
 
建物の陰になったり、曇りや雨の日には
花は開かない!
これは、日が当たらない時には、
虫の訪れる可能性が低いので
花は、花粉のロスを防ぐために開かないという
 
カタバミは、常に状況を判断しながら、
細目にエネルギーや資源の節約に励んでいるという事のようだ
 
えらい!
 
んん・・・私は 耳が痛い!滝汗
 
テレビをつけっぱなしにしている私・・・
シャワーを出しっぱなしにしてしまう私・・・
カタバミを見習わなければ・・・と …思う真顔あせる
 
 
もう一つ 日本在来種のカタバミがある
四月に咲くミヤマカタバミである
 
 
ミヤマカタバミ
学名:Oxalis griffithii
別名:ヤマカタバミ、エイザンカタバミ

本州から四国および九州の山地に生息している

 

山地の林内にみられる色白さんで日本に自生した花

紫色の線の入った白い花を咲かせ清楚な感じがする

 
花言葉:母親の優しさ 喜び
 
 
 
 
いけない!カタバミの話をすると
話がながくなってしまった
ちょっとだけと言っていたのに
これはまずい!滝汗
 
今日はここまでとしよう・・・
 
ではでは・・・いったん終了とします
また機会がありましたら、
カタバミのお話でもしましょうニコニコ
 
 
 
 
最期までお付き合いありがとうございます