3月21日春分の日
チチと薊岳の南側の偵察に立ち寄った
膝の経過がいいと聞くと
ジ~ッとは、していられなかったのだろう
狙っていた南側ルートのアクセスを
確認しておきたかったようだ
・・・
・・・
去年、同じ頃の3月20日には、
まだ、チチも山に登れており、
台高のお山の桧塚に登っていた
その時の様子は こちらを…←クリックしてください
その時よりも 今年は、暖かく感じるが
まだ 雪帽子を被っているのだろうか?
薊岳は・・・
今日は、
雲に覆われ稜線は見えなかった・・・
道は途中で行き止まり
工事中の様でもあるが、今日は人っ気も無く
眠るように静かな山の吐息だけが聞こえる
冷たい水の澄んだ滝壺
流れ落ちる水の音が
眠る様な山の隅々まで響いている
そして、山肌を色付かせる
小さな黄色い雪洞
ダンコウバイの花が見ごろだった
小さな花が寄り集まって
雪洞のように枝に着く
花序全体の基部には柄は無く
それがだダンコウバイの特徴で
アブラチャンとの見分けにもなる
後は、花が落ちた頃に出てくる葉の形で
見分けがつく♪
今日はダンコウバイの黄色が
とても目立ち、目を惹いた![]()
今回は偵察に来ただけ!
確認したら暫し山の空気を吸いつつも
すぐに細い荒れたくねくね道を下って
温泉にでも入って帰ろうかという事になった
山から下山した時に利用したやはた温泉 に向かった
久しぶりである♪
流石にこの時期と雨の影響で
人の入りは少ない
静かな簡素な温泉が、風合いもって迎えてくれた
久々の温泉を 心ゆくまで味わった♪
味わった後、少し散策してみる事にした
やはた温泉の前に流れる
四郷川の河原に降りた
やはた温泉
四郷川の上流部あたる渓谷の清流は
水積りて渦を作り
白い流れを引きながら激しさを見せる
そして・・・
静かな広い溜まりを作って
安らぎを与えた水面を見せる
まるで、
流れを止めたかのようにさえ思える
深々とエメラルドグリーンを湛え
川底を透し見せる
生き物すら息を潜めている様な静寂さと
無為自然がそこにあった・・・
水底にも 生きものの姿はなかった・・・
どこかに隠れているのだろう
何も生き物が捉えられなかった代わりに
水の碧さがどこまでも続き
水面鏡が揺らいで見えた
水中から見た水面鏡
冷たい水の心地よさ・・・
暫く 自然の中に身を委ねて
瞑想をしてみた・・・
すると、いつしか
小さな虫に囲まれていた
カゲロウの群飛だ
カゲロウが無数飛来してきたのだが
これだけ近寄って集まると 正直、
余り、気持ちの良いものではない![]()
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だからといって、嫌なわけでもない!![]()
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ところで、カゲロウというと
儚げな虫さんというイメージがあるが
しかし、群生で飛ぶ姿は
儚げというよりも
逞しさと、命を背負うものの
宿命的な強さを感じる・・・
私の動きに合わせて
意外に、素早い動きを見せるその集団は
いつしか 川辺へと降り立った
何をしているのか?と覗き込んで見たが、
その集まりの様子に・・・少し
グロテスクさを感じた![]()
最初は・・・
何のカゲロウかはわからなかった
地上に降りた集団の姿を見ると、
何度みても、
気持ちの良いものではない・・・が
ジ~ッと観察してみていた
ふと・・・
クロタニガワカゲロウかな?と思った…が、
どうも、羽の模様などを見ていると
ナミヒラタカゲロウのような感じがした・・・
ナミヒラタカゲロウは 群飛するが
地上で集団繁殖もする変わり者だそうだから
やはり、ナミヒラタカゲロウなのだろう・・・?
そういう事にしておこう!
※間違っていたらスミマセン(;^_^A
右側の1匹が雌!
その雌を囲むように雄が集まる
繁殖を狙っての駆け引きか・・・
さてどうなる!!
捉まった雌?
捉えた雄?
相重なり 短い一瞬のその時を
一所懸命、生きた証を残そうとしている
下が雄 上が雌
カゲロウについて
カゲロウは、
飛ぶ力は弱く、風に舞うかのように空中を飛ぶ
空気がゆらゆらと揺らめいて見えることを
陽炎と言う
この陽炎のように
不確かで、儚い事から名付けられたと言われている
あるいは、ゆらゆらと飛ぶようすが、
陽炎の様に見えたからという説もある
カゲロウは、短い命の象徴である
「1日で死んでしまう」と言われるカゲロウの成虫は、実際には数時間しか生きられない。短くはかない命である!
カゲロウの幼虫は そのまま何年間も過ごす
正確な幼虫の期間はわかっていないが、
2~3年と考えられている
セミの幼虫と同じように、
幼虫の時間が長い!
私たちが目にするカゲロウの成虫は
カゲロウにとっては死ぬ間際の
一瞬の姿なのである
(覚書)
さて・・・
お腹の虫が鳴きだした・・・
現世に引き戻された感じがしたのは
私だけではなさそう
チチも、お腹が空いた様子だった
やはた温泉と川を挟んだところにある
ふるさと村に行く事にした
旧小学校を改装して
食堂にしたのだが、
学校の給食的な感じがいい![]()
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運動場は駐車場になっている
部屋には暖炉が置かれ、あったかい![]()
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昭和初期に引き戻された空間が懐かしい♪
学校の食堂の様な所に置かれた
セルフのお茶セット!
湯呑もポットも和風♪
割りばし入れは 竹で作られ
ポットは籐編み
やはり、昭和がここにある~♪![]()
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食事も和風で・・・と思う私
チチは・・・
なぜか、揚げ物に拘る?
チチは、とんかつ定食
私は ふるさと定食で
昔ながらの食事を堪能♪
少しだけ、
タイムスリップしたような時を過ごした
何気に出掛けた1日だが
チチの気になっていたルートの偵察もできた
自然の中でゆったりと過ごせたことが
何よりも嬉しい♪
チチは、医師から
条件付きとはいえ、山解禁の許可が下りたことが
気持ちを前に向けさせる事ができたのだろう
チチの膝がもっと回復して
本当に山に行けるようになると
どんなにいいだろう・・・
それでも、今、こうして
歩けるという事
出掛けられるという事は
贅沢な事なのかもしれない
今を、感謝して生きなければと思う日でもあった
終
最期までお付き合いありがとうございます
〈300回投稿目〉




















