翌週も大忙し!? | mitue-ne-cyanのブログ

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突然変わってしまった環境を受け止めきれず
誰かに話すことも出来ない思いを文字にして
客観視する為の介護家族雑記。
日常起こった事、思ったことをそのままに。

ゴールデンウイーク明けの最初の日曜日は、毎週恒例の母の買い物。

と言っても、母が施設を退所して以来 殆ど一緒にいった事は無い。

 

一緒に行くかどうかをいつも電話で確認するのだが、”今日は朝から体中痛くて・・・。”

等等、不思議なほど体調の悪い日が重なるらしい。

 

結局、欲しいものを聞き、買い物の代行をすることになるのだが 指示が明確ではなく

”なんか適当におかずを買って来て”だの、”そういえば、もうパンが無いから パンを買って来て”

とはいうものの、どんなパンが良いかと聞けば ”なんか 適当に”としか言わない。

”果物も食べたいんだけど”とは言っても、これも、指定する事は少なく

こちらからいくつか 母の好みそうな候補を上げると”うん。なんかそこらへんの物 

適当に。あんたに任せるから。”と言う。

 

結局 カートにかごを二つ乗せ、自分たちの買い物と、母の物を選びながらかいものを

するのだが、帰りに実家に行くのが前提となるので 我が家の分は冷凍食品は買えないのだ。

 

歩いても10分足らずの距離しか離れていない実家ではあるが、買って来たものを

母に見せて 賞味期限の短いものから 冷蔵庫の取りやすい場所に収めていったり

三連パックになっているモズクなどは 一つづつにばらして、蓋の上にマジックで

賞味期限をかきこんだり パンを一食分づつ ラップに包み 種類別に ジッパー付きの

袋に密封して 冷凍したり 流しやテーブルに置きっぱなしになっている 洗い物を

片付けたりと、やる事は多く、冷凍食品が解けてしまいかねないのだ。

 

その間 夫が何をしているかと言うと、私の指示のもと 溜まっている段ボールを纏めて

車に運び込んだり、箱買いしてあるお茶や ドリンクの箱を母が取りやすい場所に

移動させたり、開封したりと、こちらも力仕事の雑用をこなす。

 

最後に溜まったプラごみを持ちつつ、母にその週の予定(カレンダーには記入済)や

薬の飲み方の確認をして、やっと帰宅 となるのだが、その間にも、”ゴミ袋はまだあったかねぇ”

(先週から、何回同じことを聞くやら)とか、”久しぶりに爺さんの顔も見に行きたいんだけど”

などと話し続ける母の相手もしているので この実家にいる時間というのが 

30分はくだらないのだ。しかもその流れで、月曜日からの私の予定が埋まっていく。

 

この週は、ケアマネさんの訪問もあるので、デイケアを避けて、母を父の面会に連れていき

(一人しか病室に入れてもらえないので)別の日に 私が面会に行かなければ

私は父の顔を見に行くことはできない。

他にも 通帳の記帳をしてきて欲しいとか 今必要か疑問に思う事を頼まれるのだが

”それ、いま必要ないよね?”と言っても 聞く耳は持たず ”でも・・・。だって...。”

と、説得力のまるでない理由を延々と言い始め、結局面倒になった私が折れるという事の

繰り返しとなっている。

そんなこんなで、翌週も母の為の用事で週の大半が埋まっていくのだ。

行動も発言も おかしなことが増えて言っているのだが 御多分に漏れず

他人が居る時にはまっとうに振舞える母は、今度の認定では要介護から

外されてしまうかもしれず そうなれば週に3度のデイケアも日数を減らされてしまうので

その分私の負担が増える事は確実だ。

こうやって介護家族は潰されていくのだろうな と思う今日この頃である。