3月議会の答弁です。

 

以下質問内容です。

1、私立口吉川診療所の閉院に伴い地域から提出された要望について

  ①三木市の考え方について

  ②代替医師を速やかに確保し地域医療体制を確保すること

  ③医療体制構築までの暫定措置について

 

当局の答弁

口吉川診療所の閉院に伴い、地域から寄せられた要望について、

三木市の考え方、また、地域医療体制の確保について、また、医療体制が確保できるまでの暫定措置について3点合わせて答える。

 

まずはこの場をお借りいたしまして、長きにわたり口川地域の地域医療にご貢献いただいた、口川診療所の皆様には市長としても感謝を申し上げる。

 

この度、口吉川ふれあいまちづくり協議会から、代替医師の確保に関する強いご要望をいただいた。

住民が住み慣れた地域で適切で必要な医療が受けられる体制を目指すことは、兵庫県が定めます兵庫県地域医療構想の基本理念とも合致するものであり、市としてもその必要性を重く受け止めている。

 

地域医療、地域医療体制を維持していく上で、医師の確保は重要課題の一つであると認識している。

しかしながら、医師の誘致については、全国的な医師不足の現状に加え、医師の都市部への偏在化等の影響もあり、現状では非常に困難な状況である。

 

また、代替医師の確保についても、医師不足の中、実効性を担保することは極めて難しく、また、将来にわたる長期的な財政負担の観点からも、現時点では非常に難しい課題と判断している。

 

地域医療を将来にわたり維持するためには、口吉川地域に留まらず、隣接する吉川地域や細川地域、さらには三木市全域を視野に入れた検討が不可欠である。

 

そのため、医師の確保だけではなく、周辺地域の既存医療資源の活用やオンライン診療を実施している医療機関の情報提供など、多角的なアプローチにより持続可能な医療提供体制を維持していくことが必要であると考える。

 

まずは、できることから始めるという思いで、既存の医療資源を最大限に活用し、医療に繋がる仕組み作りとして、路線バスの運行維持や地域ふれあいバスの充実により、医療機関への移動手段の確保に取り組む。

 

具体的に申し上げますと、口吉川地域ふれあいバスの延伸による移動手段の確保に向けて、現在、ふれあいバス運営団体、交通事業者等の関係機関と調整を進めており、1日でも早く実現できるよう努める。

 

合わせまして、吉川地域にございます民間医療機関では口吉川地区への訪問診療サービスを実施されており、そのことを住民の皆様に周知をする。

加えて、先ほど申しました、吉川地区にある民間医療機関の口吉川地区への訪問診療サービスと地域ふれあいバスとの公民館を拠点とした連携も図る。

 

また、自宅や地域商店から受診できるオンライン診療について、市としても研究を進めるとともに、隣接地域の医療機関との連携強化にも取り組む。

市としては、国や県、そして三木市医師会と連携を図り、市民の皆様が住み慣れた地域で必要な時に必要な医療を受けられる環境を築けるよう引き続き検討を重ねる。

 

 

都市部への医師の偏在については、国でも問題になっており、具体的な解決策は模索中であると思います。

三木市でも、以前に小児科医の誘致に踏み込み補助金の創設や敷地の確保などまで進みましたが、

結果として、その医師が三木市で開業することはなく補助金も返済され、失敗に終わりました。

三木市も、直ぐ出来る事と長期で取り組む事を検討して取り掛かってくれていますので、見守っていきたいと思います。